ヤエヤママルバネクワガタの3令幼虫飼育①初期編

4月22日から始めたヤエヤママルバネクワガタ2令幼虫飼育ですが、スケジュールで行くと6月の時点で大体3令幼虫になるはずです。ここからしっかり太らせていきます。ケースを大きくしてマルバネマットを増量。今日はその作業をレポートします。

 

 

 

マルバネマットの準備

 

作業日は6月2日と決め、前日はマットの下準備です。

 

マルバネクワガタは、赤枯れマットという特殊なマットに産卵し幼虫も育ちます。私が使っているマットは幼虫を購入した出品者さんから一緒に購入したものですのでそれを使います。

 

 

出品者さんから購入するメリットは、幼虫が同じ作りのマットで一貫して育てることができるため、☆になる確率や、マット交換のタイミングでストレスがかかりにくいというのがあると思います。

 

マルバネマットは特殊なマットゆえ、若干お値段がはります。私は3L 2000円で購入しています。

 

マルバネマットに加水したら、しっかりなじませるために1日おきます。加水の量は、購入したときについていた飼育マニュアルに1L 100ccと指定してありましたので、多すぎず少なすぎずがなく安心です。

 

ヤエヤママルバネ出品者さんについてはレビュー記事はこちら↓

 

プラスチックたらい 100均ダイソー

 

今回はケースもミニケースから中ケースに変えるので、マットも新たに3L準備しました。約3Lをプラスチックのたらいに出して、ちょっとずつ加水しながらしっかり混ぜます。終わったら虫が入らないように新聞紙でふたをしてその日の作業は終了です。

 

ケースとマットの交換

 

私がヤフオクで購入したヤエマルの2令幼虫は、昨年の11月頃孵化、今年1月から5頭ずつミニケースにて多頭飼育されていたものです。

 

うちに来たのは4月23日ですから羽化までの流れで言うと、6月ごろみんな3令幼虫になっているスケジュールになります。

 

ヤエマルの羽化までのサイクルと2令幼虫の飼育についてはこちら↓

 

さっそく作業をしていきます。

 

ミニケースは、発砲スチロール保冷箱に保存してあり、23度前後で温度管理して飼育しています。保冷剤はペットボトル500ccに塩水を入れて凍らせたものを使って、1日2回取り替えています。

 

 

 

簡易保冷室の作り方についてはこちら↓

 

まずはミニケースの中身を出します。幼虫とは1か月と10日ぶり位の再会です。

 

 

みんな3令幼虫になっているかと思いきや、3令は2頭で後はまだ2令でした。

 

幼虫を別のプリンカップに一時的に保管して、その間に、新しい中ケースに、ミニケースに入っていた幼虫が既に食していた古いマットを入れます。この時、水分が飛んでいるようなら、古いマットにも加水します。

 

マルバネクワガタは新しい環境が苦手なので、なるべく古いマットも使って、それに足していく形で新しいマットを使います。

 

古いマットの上に幼虫を距離を取りながら5頭置いていきます。

 

 

その上に新しいマットをふわっとかけていきます。

 

 

 

中ケース8~9割新しいマットが埋まったらそれで完成です。

 

後は、再度新聞紙を挟んで、保冷室で引き続き飼育してきます。

 

基本は温度管理さえできていればそっとしておくのですが、マットの表面が乾燥してきたら霧吹きで水分を補給します。

 

今回の作業はこれでおしまいです。

 

・今後の予定

 

10月位になったら気温が下がってくるので、今の保冷室を保温室にします。

 

6か月後の12月に最後のマット交換をします。

 

結び

 

ケースの入れ替えをして今日で3週間ほどたちますが、たまにケースを側面から見てみますが、側面に顔を出しているのは一頭しか確認できていません。

 

他の幼虫は元気かな?まさか☆になっていないよね?と不安になりますが、ここで掘り出したら、せっかく幼虫がケースの中で住みよい環境を作っているのに、それを壊すことになりかねません。次回のマット交換の時までここは我慢したいと思います。

 

次回は保温室作成の記事と共に一緒にヤエマル幼虫の近況をレポートできたらと思います。

 

それでは!

 

続きの記事はこちら