ヤエヤママルバネクワガタ2・3令幼虫のマット交換・補充

2020年11月孵化のヤエヤママルバネクワガタがそろそろ3令幼虫になってくる頃です。

 

多頭飼育ですが、ここでまたケースを大きくして、マットも補充していきます。

 

現在小ケースで5頭ずつ飼育している幼虫たちは、みんな元気にしているかな?

 

 

幼虫たちの今

 

前回の記事で、2令幼虫をプリンカップから小ケースに入れ替えたのが今年1月末でした。

 

孵化から7か月、順調にいくと6月の時点で大体3令幼虫になっているところになります。

 

これから幼虫たちはもりもりえさを食べ、体を大きくさせていくので、このタイミングでケースを更に大きい中ケースにし、食べ残しマット+新マットの補充をしていきます。

 

マルバネクワガタは基本2年1化なので、羽化は、来年の秋を予定しています。

 

1月末の小ケースへの移動時点で、21頭いた幼虫ですが、6頭は里親に出しました。

 

ですので現在は、15頭が、小ケースに5頭ずつ入れて、3ケースで管理しています。

 

幼虫のお引越しとマット補充

 

 

ヤエマルの幼虫飼育は基本多頭飼育でいきます。

 

それのほうが生存率が高いとのことです。

 

ヤエマル幼虫は新しい環境が苦手なので、マットも全とっかえはしません。

 

古いマットを3センチ程ケースの下に敷いて、幼虫を置き、その上に新マットを追加・補充していく形をとります。

 

では実際に作業を見ていきましょう。

 

幼虫の確認

 

小ケースに入っているマットをタライに出して、幼虫を確認します。

 

(小ケース1)

 

(この中に5頭いるはず)

 

(あ!4頭しかいない!)

 

(1頭の亡がらが…環境に適応できなかったようです)

 

取り出した幼虫は、とりあえず退避しておいて、他のケースも見ていきます。

 

他にも☆になった幼虫出てくるかなあ~ちょと心配…

 

(こちらはしっかり5頭いました!)

 

(こちらも5頭います!)

 

幼虫は1頭だけ☆になってしまい、残った幼虫の数は14頭でした。

 

大体3令幼虫でしたが、数頭2令幼虫もいました。

 

(3令幼虫、頭がでかい)

 

(2令幼虫、頭まだ小さい)

 

中ケースへお引越し

 

いよいよ中ケースに幼虫をお引越ししていきます。

 

中ケースに古いマットを加水した上で、そこに3センチくらい敷きます。

 

その上に、1ケース5頭ずつ入れいきます。

 

 

3ケース分終わったら、今度は新マットをしっかり加水して、上からふんわりとかけていきます。

 

保湿効果もあるのでマットはぎりぎりまで入れます。

 

 

(一丁あがり!)

 

2個目3個目のケースも同じようにして入れていきます。

 

 

クリアスライダー・ラージサイズ、パンパンにマットが入ったのが3つできました。

 

マルバネマットは固詰めせず、フワッともっていくのが秘訣です。

 

詰めてしまうと窒息してしまうのです。

 

昨年度のヤエマル幼虫3齢初期のマット交換の記事はこちら↓

 

仕上げ

 

仕上げにケースをダイソーの衣類収納袋(不織布製)に入れてしっかりチャックして完成です。

 

クリアスライダーといえども、キノコバエの侵入はあります。

 

またマルバネマットはキノコバエが発生してしまうと、全部とっかえしなくてはならなくなるので、コバエ対策は必須となります。

 

2個は発泡スチロールボックスに、1個は段ボールに、常温で保管して終了です。

 

 

結び

 

1頭☆になっていたのが残念でした。

 

ヤエマル幼虫は環境に繊細なむしなので、うまく自分の環境を新しい環境の中で作れないと落ちてしまうのです。

 

残っていた幼虫たちは元気そうにしていたのでよかったです。

 

次回は10月の頭に最後のマット補充をしたいと思います。

 

その際ケースはそのまま中ケース、多頭飼育のままで管理して、羽化を狙っていきたいと思います。

 

まだ3令になりたての頭でっかちの幼虫が多かったですが、これからどんどんえさを食べて、頭の大きさに見合う体のボリュームになっていきます。

 

次回のマット補充も楽しみです。

 

それでは!