ヤエヤママルバネクワガタ、初2令幼虫の管理法

2月に採卵したヤエヤママルバネクワガタですが、3月上旬に孵化ラッシュを迎え、現在は、プリンカップの中で飼育しております。

 

ヤエマルの初2令幼虫管理法について記します。

 

ヤエマル初2令幼虫の管理

 

2月に割り出し・採卵した卵は、合計45個(3回に分けて採卵)。

 

それらは、プリンカップ200㏄に産卵マットに使ったマルバネマット(赤枯れマット)を軽く詰めて、1カップに大体5個卵を入れて22-23度の簡易保温室で管理しました。

 

 

 

採卵の様子を記した記事はこちら↓

 

マルバネマット赤枯れマット)は、現在はかなり入手しやすくなり、アマゾンで「赤枯れマット」と検索しても出てきますし、大手の昆虫ショップ(むし社とか)でも店頭で購入できるようになりました。

 

わたしは、はじまりはヤフオクでヤエマル幼虫を購入したところからでしたので、マルバネマットはその出品者様から継続して直接買っています。

 

3月の後半から45個の卵の孵化ラッシュが始まりました。

 

大体2週間位かけて、ほとんどの卵の孵化が確認できました。

 

 

 

ここからが今日のテーマ:ヤエマルの初2令幼虫の管理のポイントなのですが、

 

卵を200㏄プリンカップにつき5個位で管理したら、3週間~4週間の間で孵化しますので、孵化後も2か月はそのマルバネマットの入ったプリンカップの中で多頭飼育する飼育環境を動かさない、

 

ということになります。

 

特に初令幼虫は非常に落ちやすいので、できうる限り動かさないことです(実際には卵でも孵化直後の初令幼虫でも容易に溶けてなくなったりします。)

 

マルバネクワガタはマットの中で自分が育つのに居心地のいい環境を少しずつ作っていく虫なので、孵化した状態の中で、静かにおいておくことが重要になります。

 

飼育環境・空間のバージョンアップは、初齢後期か2令になる孵化後2か月位がちょうどいいということになります。

 

私の場合ですと、6月に入った位が、飼育環境のお引越しの適期となります。

 

結び

 

孵化後2か月経ちますと、大体が2令になっており、幼虫の移動が容易になります。

 

ここで、飼育環境のバージョンアップを図るわけですが、それにもいくつかポイントがあるので、それはまた6月に入ったら、記事にしたいと思います。

 

卵は45個とれましたが、それが何頭生存していて成虫まで飼育できるかは、実際には6月になって幼虫を確認するまでわからないというのが実際のところです。

 

昨年の実績ではほぼ半数が落ちておりました(42個の卵に対し、2か月後に21頭生存)。

 

今期は果たして何頭生存しているか、6月に判明します。

 

それでは!