- 投稿 更新
- 昆虫ユーチューブ
今回はお笑い芸人三森大輔さんの大人気ユーチューブチャンネル「クワカブの部屋」のレビューをしたいと思います。
私自身のクワガタ再開のきっかけを作ったチャンネルでもあります。
日本及び世界の人気クワガタムシ・カブトムシブリード動画が楽しい
今やクワガタ動画では定番となっている産卵セットからの卵・幼虫の割り出しや羽化個体の掘り出し動画。
虫好きはワクワクしてしまいますよね。
自粛で悶々としている中、ふと目に入ったのがオオクワガタの割り出しの動画。
割り出しを嬉々として楽しそうににやる三森さんの姿は、わが身を見るようでもあり、こちらの眠っていたクワガタへのワクワクを思い出させてくれます。
ユーチューブは一度動画を全部見ると関連動画やそのチャンネルのほかの動画も続けてお勧め動画として出してくれちゃうので、こっちもそれが好きなものだからついつい見てしまいます。
この動画1本だけ20分位なら、と思って見始めたらはまってしまい時間を忘れてみることに。
気が付いたら2時間過ぎていました(-_-;)
三森さんは外国産のクワカブも多種類ブリードされていて、それらの割り出しや、幼虫飼育、そして羽化の動画は今まで飼う機会がなくじっくり見たことがないものにとっては実に興味深い。
ヘラクレスオオカブト、ネプチューンオオカブト、パラワンオオヒラタクワガタ、ギラファノコギリクワガタ、タランドゥスオオツヤクワガタ、オオゴンオニクワガタ等々
名前はきいたことがあるし、ショップにも生体が並んでいるのは知ってはいたけれど、動画であそこまでいろいろな時期のそれらの生体をつぶさに見たのはほんと初めてでした。
本人曰く1500頭位飼っていると言っていて、それだけにとどまらず視聴者のためにも増種をして珍品や高価な種もいとわず紹介してくれるのは、見ていてやっぱり楽しいのです。
カメラマンとの対話が楽しい
始めは三森さんが一人で三脚のカメラの前で解説しながらでやっていたみたいですが、現在では3人のカメラマンがいて、毎回動画をかわるがわる撮っています。
動画のはじめに、今や「恒例のカメラマン紹介」で、三森さんがカメラマンの名前をダジャレで崩して紹介するシーンがあります。
カメラマンも芸人仲間ということで、三森さんがわざとぼけて当番カメラマンが3者3様で突っ込むのも楽しい。
三森さんとの掛け合いの中で、カメラマンをやってる人の魅力も自然と引き出されているように思います。
三森さんだけでなく、カメラマンの蜂丸さん、阪田さん、具志堅さんのファンも多いのではないでしょうか。
ちなみに私はだれが好きかというと、みんな好きです。
みんなそれぞれ味があって、あ、芸人やってらっしゃるから当然かもしれないですが、今日は誰がカメラマンやるのかなというのも楽しみの一つです。
視聴者を飽きさせまいとする企画動画が楽しい
最近特に頑張っているのが企画動画です。
昆虫ショップでくじをやるところもあって、1万円分くじをひいて何等まで当たるか、当たるとどんな生体や用品をもらえるかなど。
ショップまで行っての出張動画となります。
大人はカッコつけてやる人少ないかもしれないですが、大人でも実は関心はあるはずなので、それをやって見せてくれるのは興味深いし楽しい。
昆虫くじ、私が子どもで近くでそういうのがあったらはまってたと思います。
昆虫ショップの福袋の開封動画とかも楽しいですね。
お正月に昆虫ショップで福袋が売り出され、それに行列になって並んでいる人がいるなんてそれまで私は知らなかったです。
それを三森さんが自宅で開封して中身を見ていくところを動画にするのですね。
何が入っているのか三森さんも知らないで開けるから、見てるこちらも一緒になってワクワクしてしまいます。
実際にはそんなにたくさん虫を飼える人は多くはないでしょうから、「クワカブの部屋」をみることで、その欲を満たしたり、このクワガタやってみたいなとあたりを付けたり、欲望に火が付いたりで、まさに虫好きの男の子(大人含む)には楽しい動画なんだと思います。
常に視聴者の喜ぶことをやろうとする三森さんの演出はいいし、それに視聴者もついていっている感じが伝わってきます。
毎日動画上げている
これはユーチューバーとしての三森さんの本気度を表しているように思うのですが、このチャンネルを始めてから毎日動画をあげているのには頭が下がります。
まただからこそこれだけの人気チャンネルになったのだと思います。今まで上げた動画560本はあるのだそうです。
やはり毎日必ず上がることが分かっていると、ついつい今日はどんなかなと見に行っちゃいますよね。
どこかの動画で語っていましたが、10本位ため撮りするとも言っていました。
その後、編集もあるわけですから、かなりの労力を払って作られている、でも雑ではなく、視聴者目線で丁寧に作られているなと感じられます。
結び
三森さんは子どもたちのあこがれの昆虫お兄さん的存在なんじゃないかなって。
こんな昆虫お兄さんがいたらどんなに楽しいだろうというのを体現してくれているように思います。
芸人だからといって変に笑いに持っていこうとするのではなく、純粋にむしが好きでそれを無心で追っかけている、わくわくしている楽しんでいる、それを動画の中で実現しているところが最大の魅力なんだと私は思います。
最近の三森さんの決まり文句は、
「伝説作っていこう!」
私はこれもおかしくて大好きなシーンですが、これからも三森さん自身が楽しんで、子どもたちやそして虫好きな大人たちにも夢を見せて行ってもらいたいなとおもいます。
若い人が活躍するのはまぶしい年になってしまいましたが、これからもぜひぜひ頑張ってもらいたい、そしてほんとに伝説作っていってもらえたらなと思います。
それでは!