温度管理のホペイオオクワガタ♂羽化に希望の兆し

温度管理して飼育しているホペイオオクワガタ♂の第一回目の羽化ラッシュが迫ってきました。

 

75㎜UP目標でいますが、少し希望が見えてきました。

 

希望の兆しについてレポートします。

 

 

本土ヒラタ温室組は失敗

 

簡易温室の設定(23度)が高かったせいでしょう、本土ヒラタクワガタは多くが早期羽化で特にオスは親超え(68㎜UP)すら厳しい結果が出ております。

 

メスはそれほど悪くなく、大きくはないですが、親超え(38mmUP)は結構出ており、1頭だけ目標の40㎜がでました。

 

 

ホペイも同じことに…

 

同じ環境で過ごしてきたホペイオオクワガタも、同じ道をたどるのではないかと少し暗い気分になっておりました。

 

ホペイ1ライン目(昨年6月孵化)のメスは7頭中4頭が羽化してきましたが、どれも親超え(45mmUP)ならず、今のところ不調です。

 

ホペイ1ライン目♀の羽化状況の記事はこちら↓

 

ああ~、こりゃあ、おすちゃんも撃沈かしら_| ̄|○

 

希望の兆し

 

現在ホペイ1ライン目の♂6頭中、3頭が蛹、2頭は幼虫です。

 

(1頭は菌糸ビン交換時のトラブルで羽化できなさそうです。)

 

3頭蛹の内、今期一番目の羽化が1月29日にありました。

 

最終体重昨年9月26日の時点で25gだった子です。

 

この子の羽化の記録記事はこちら↓

 

1月に入った時点で、3本目菌糸ビン交換予定だったのですが、既に蛹になっており、しかもビン底で蛹になっていたので、人工蛹室に移した子です。

 

人工蛹室に移した時のことを書いた記事はこちら↓

 

まだ羽化して間もないですが、3日経ちましたので、やさし~く、手に取って、やんわりとサイズを測ってみました。

 

少なく見積もっても75㎜UPは達成してました!

 

 

人工蛹室のケースを覗きながら、なんかでかいななんかでかいなと思っていたのですが、ほんとに大きかったです。

 

種親は♂72㎜♀45㎜でしたので、親超え達成プラス目標の75mmUPも達成です。

 

8か月羽化菌糸ビン2本かえしで、75㎜UPならこれは私の中では成功です。

 

国産オオクワの大型血統ものとかではないので、70㎜後半が出れば私としては御の字です。

 

蛹の残りの2頭も同じ環境で、最終体重は昨年9月26日時点で26.5gと24.5gです。

 

羽化にはまだ10日位かかりそうですが、こちらも期待できるのではと思いはじめました。

 

ホペイ2ライン目にも希望の兆しが

 

2ライン目は、1ライン目より遅れて産卵セットを組んだので、大体1か月位遅れて成長しています。

 

今のところまだ蛹は見られません。

 

ただ昨年10月6日の2本目の菌糸ビン交換で、オスの最大サイズが23gがMAXだったので、ちょっと心配しておりました。

 

1ライン目が、2本目交換で25gUPを結構出していたからです。

 

1月の菌糸ビン交換では温室管理のオスは4頭いたのですが、1ライン目で蛹・蛹室が多発しておりましたので、2ライン目も蛹化が近いとみて、菌糸ビン交換は2頭にとどめました。

 

交換しなかったのは23gの幼虫2頭です。

 

昨日誘惑に負け、23gのやつ1本だけ掘り返してしまいました。

 

ひょっとしたら、もう蛹かしら、と思ったのです。

 

掘り返してみると蛹室らしきものが見えました。

 

露天掘りにしてやろうとほじってみると、まだ前蛹にもなっていない大きな幼虫が出てきました。

 

測りに置いてみると、27gになっていました!

 

 

これまた希望の光が見えてきました。

 

幼虫は黄色味がかってはいますが、まだ幼虫として動き回っているので、速攻で、マットで3本目を用意して投入しました。

 

これでうまく、羽化までいってくれることを祈ります。

 

 

結び

 

本土ヒラタクワガタは温室では、設定温度が高すぎて早期羽化が多発してしまいました。

 

オスは特にサイズも伸びず、苦戦しております。

 

一方、ホペイのオスは、ひょっとしたらそんなに悪い結果にならないのではないかという気がしてきました。

 

オスの半分以上が75㎜UPしてくれれば私の中では成功です。

 

まずは、温室組が先に羽化してくると思いますので、それを楽しみに観察を続けたいと思います。

 

まあ希望の兆しは兆しであって、結果はフタを開けてみないとわかりませんが。

 

それでは!