羽化して間もない柔らかいクワガタを扱う際の注意点(失敗談)

最終体重19gのマット飼育の本土ヒラタクワガタ羽化してきました。

 

羽化後3日に掘り出してみましたが、事故を起こしてしまいました。

 

反省です。

 

 

事故当日

 

羽化後3日ですので、まだ全体的に赤みを帯びていて柔らかい感じはありました。

 

取り出して手にのせてみると、ひょこひょこ歩くので、だいぶ調子いいのかなと思って、高さ20㎝位の小机に置いて、ちょっと目を離しました。

 

その間にドンと音がして、ヒラタちゃん、下のじゅうたんの上に落ちてしまいました。

 

完全に固まっている個体なら、何の問題もないと思うのですが、羽化後間もない彼は違いました。

 

落ちてしまった彼を拾い、手にのせました。

 

すると彼をつかんだ手がヌルっとして、白い液体のようなものが手についています。

 

あ!と思い、ヒラタくんの裏側を見ると、腹部の下の方から、体液があふれ出ているではありませんか!

 

やっちゃったー(´;ω;`)

 

羽化後間もなく体の固まりきっていないヒラタくんには、ほんの20㎝程の高さから落ちても、そのダメージはかなりのものだったのです。

 

こともあろうに腹部が破れてしまうなんて。

 

大変な失敗をしてしまいました。

 

体液があふれているヒラタくんを写真にとっておこうかとも一瞬思ったのですが、気持ちがそれどころではなく、急いで彼をボトルの蛹室の中に戻しました。

 

ああ~、なんてことしてしまったんだろう_| ̄|○

 

結構な量、体液があふれていたので、明日には☆になってしまっているかもしれないと覚悟しました。

 

その後

 

翌日の午後、恐る恐る、ボトルの中を覗いてみました。

 

彼は蛹室の中で、普通にしていました。

 

意外と元気そう。

 

裏側のお腹のところは見ることが怖くてできず、そっとボトルのふたを閉めました。

 

そして今日、再度、午後にボトルを覗いてみました。

 

するとやはり結構普通にしています(ポーカーフェイス?!)。

 

今度は勇気をもって、手にとって生体の状態を確認しました。

 

表面?は特に傷はなく、生体自体も元気そうです。

 

 

裏面も特に問題なくきれいです。

 

 

あれ?あの時のキズはどこ行ったの?

 

もう一度しっかり腹部のところを見てみると、腹部の下の方にマットが固まってついています。

 

 

これか!

 

傷は思ったより大きくなかったようですが、お腹があの時一旦裂けたことは間違いないです。

 

静かに彼を再び蛹室に戻しました。

 

一見大丈夫そうに見えますが、いつ状態が急変して、☆になるやもしれません。

 

彼がこのまま回復してくれることを祈ります。

 

結び

 

 

大事に育てた子を不注意で、傷つけてしまったこと大変残念です。

 

羽化後間もない子を触るというのは、やはり細心の注意が必要ですね。

 

まだ体が固まってないということの意味もまた痛感しました。

 

本当は、1週間~10日は掘り出すの待った方がいいのでしょうけれど、なかなか待てないたちなのですね。

 

だとしたら細心の注意を払って触ろう、扱おうと固く決意した次第です。

 

以上、今回は失敗談となりました。

 

それでは!

 

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