ヤエヤママルバネクワガタの声を聴くⅡメス編(生体写真館)

10月21日に我が家にきたヤエヤママルバネクワガタのペア。

 

今日はメスに焦点を当てて、彼女に話を聴いていきたいと思います。

 

彼女にとっては大忙しの10日間だったことでしょう。

 

 

 

到着した翌日にはペアリング

 

-こんにちは。こちらにきて初めの一週間は大忙しだったと思うのですが、今の心境は?

 

「一息ついてます。子どもを残してくれという、あなたからのプレッシャーを感じつつも、なんとかやり遂げました。」

 

 

-そうでしたか。わたしのプレッシャー感じてましたか。それはどうもすみませんでした。

 

-まずは着いた翌日に旦那さんと初対面&ペアリングでしたね。特に初対面からのペアリング(ハンドペアリング)、旦那さん、早かったですね~。会って30秒くらいでスイッチ入っていましたよね。

 

「そう。わたしはもうちょっと二人でまったりする時間が欲しかったけどね。彼がスイッチ入っちゃうから、それに従いました。」

 

 

-従順な方なのですね。

 

「ええ、わたし、運命には従順なのです。」

 

-運命!そうですか~

 

その翌日には産卵セットに投入

 

-その翌日には、産卵床に入ってもらいました。よく注意してセット組んだんですが、どんな感じでしたか?

 

「特に問題ないです。よくできてたんじゃないかしら」

 

-ありがとうございます。

 

 

-それから快進撃が始まりましたね。

 

「そう?」

 

-そうですよ!もちろん前もって聞いていましたが、爆産体質ですよね。3日ごとの採卵で、

 

2020.10.26 第一回採卵 9頭
2020.10.29 第二回採卵 11頭
2020.10.30 第三回採卵 6頭

 

-週間で26頭、すごい!

 

 

「あの環境におかれちゃうとね、母性本能が働いて、産まないではいられなくなるのよ。女のさがね。」

 

-採れた卵は、大事に管理しておりますので、ご心配なく。

 

「よろしくお願いしますね。」

 

 

では最後に、もう少し写真をとらせていただいて終わりにしたいと思います。

 

上から。かしゃっ。

 

 

後ろからも、かしゃっ。

 

 

 

結び

 

きょうの彼女は終始緊張して、固まっていました。

 

写真がどれも同じポーズだということにお気づきになられたでしょうか。

 

動き始めると、すばやく動くのですけどね。この撮影中は終始警戒を緩めることはなかったようです。

 

卵もブリードするには十分な数採れたので、あとはゆっくり余生を過ごしてもらいたいとおもいます。

 

とはいえマルバネクワガタは短命な種ですから、元気な間は、申し訳ないけど、ちょくちょくちょっかい出してしまうかも。

 

このカップルと短くても濃い付き合いができたら嬉しいです。

 

それでは!

 

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