国産ミヤマクワガタ孵化までの期間、最長2か月と20日間

管理していた国産ミヤマクワガタの卵最後の一個が今日11月4日孵化しました。

 

産卵セットからメスを取り出した時から数えて2か月と20日かかっての孵化です。

 

卵の管理を始めてから今日に至るまでの長い道のりを振り返ります。

 

 

 

はじめに結果報告

 

管理していた卵は22個、うち17個が孵化し、卵の割り出しから1か月後に産卵セットのマットの中から出てきた孵化したての幼虫が2頭。

 

あわせて19頭のミヤマの幼虫を得ることができました。

 

 

管理していた卵の孵化率は、77%でした。

 

孵化するのには非常~に時間がかかりましたが、ふたを開けて見れば、なかなかの孵化率で、自分のやっていたことがそんなに間違っていなかったと、ホっとしております。

 

卵管理に苦手意識

 

7月28日に産卵セットにメスを投入し、メスを取り出したのは2週間後の8月12日でした。

 

卵管理に苦手意識がある私は、当初メスを取り出した後、幼虫が確実に孵化しているであろう2か月後の10月12日ごろ幼虫の割り出しをしようと決めておりました。

 

ミヤマの飼育環境は、簡易保冷室に塩水を入れた冷凍ペットボトルを1日3回入れ替えるというルーティンで維持していました。

 

思えばコロナ禍の自粛生活だったからできたことなのかもしれません。

 

しかし私はミヤマのブリード初挑戦で、産卵もうまくいっているかわからない状態で、簡易保冷室を維持するのはモチベーション的にきついものがありました。

 

卵を産んでいる前提で保冷室維持して、2か月後にふた開けて見たら全く産んでいなかったなんてことになった日にゃあ、どうしてくれよう。

 

どうにも我慢ならなくなって、卵でもいいから割り出そうと思い立ったのが、メスの取り出しから2週間後の8月27日でした。

 

卵は全部で22個採れました。

 

 

産卵成功は大いに結構だったのですが、この日から再び苦手意識の卵管理の日々が始まったのです。

 

卵管理の日々

 

卵は120㏄のプリンカップに5個ずつ入れて、全部で4カップで管理しました。

 

まさか卵管理が割り出しの8月27日から今日11月4日まで、2か月余りに及ぶとは誰が予想したでしょう(私は全く予想していませんでした(-_-;))。

 

ミヤマの卵は3~4週間で孵化するというのが私の調べた知識でした。

 

メスの産卵セットからの取り出しから1か月後の9月12日以降から私のソワソワが始まったのです。

 

毎日まだかまだかと、ペットボトルを取り替えるたびに何回もプリンカップを見ては、ソワソワハラハラしておりました。

 

(当初保湿のためにプリンカップに濡れティッシュを被せていましたが、窒息するとの助言をいただき、途中で外しました)

 

産卵から最低一か月以上たっているだろうに、まだ一頭も孵化しないなんて、こりゃ全滅かもしれないな、と半分青ざめ、やがてウツウツとしておりました。

 

10月に入り孵化ラッシュ

 

9月は一頭も孵化せずに10月に入りました。

 

ミヤマの卵に関してはかなり絶望的な気分で10月を迎えたことを覚えています。

 

産卵から一か月半以上はたっているはず、やっぱり私に卵管理はまだ無理だったのかと思っていた矢先です。

 

割り出した産卵セットをそのまま取っておいたので、それを整理しようとしたところ、マットから孵ったばかりの初令幼虫2頭を発見したのです。10月4日のことです。

 

 

待てよ、この時期に孵化したての初令幼虫が出てくるということは、これからまだ管理している卵からも孵化する可能性があるぞと思ったのです。

 

10月4日の時点で、メスの取り出しから1か月と20日は経っておりました。

 

それで気を取り直して、再び卵管理、まあ簡易保冷室での温度管理ですが、引き続き頑張ろうと思いました。

 

中には、明らかにダメ卵になってしまったものもありましたが、22個の内、1個でも2個でも…、いや5個位孵化してくれたらどんなにうれしいだろうと祈る思いでした。

 

しかし現実はそんなに甘くなく、すぐにも孵化するかと思いきや、1個も孵らない日が引き続きそれから5日続きました。

 

そして迎えた10月9日、ついに管理していた卵から孵化第一号が出ました。

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

この日から怒涛の孵化ラッシュとなったのです!!

 

2020.10.09 1頭
2020.10.10 1頭
2020.10.12 1頭
2020.10.14 2頭
2020.10.15 2頭
2020.10.16 3頭
2020.10.17 2頭
2020.10.18 1頭
2020.10.19 1頭
2020.10.21 1頭

 

10日間で15頭が孵化しました。

 

 

 

 

この時期は毎日朝起きて簡易保冷室を開けることが楽しみでした。

 

今日は何頭孵化してくれるのかしらと、もうルンルンでした。

 

幸せな10日間。

 

10月21日の段階で、残る孵化しそうな卵は3個ありました。

 

この3個もきっとすぐに孵化するに違いないと思って見ていましたが、この日を境に孵化ラッシュは終わってしまったのです。

 

21日以来10日以上にわたり、残りの可能性のある卵は孵化しなかったのです。

 

その経過でまたテンションが落ちてきました。

 

あれからもう一週間も経つのに、孵化しない。

 

卵は見た感じ最低2個は孵化しそうな感じなんだけどなあ~と、卵を見ては、ため息をついておりました。

 

10月21日の時点ですでにメス取り出しの8月12日から2か月と10日が経っていたのです。

 

さすがにここまでかと思いました。

 

全滅だと思っていた22個の卵から15頭も孵ってくれたのだからよかったじゃないか、と慰める自分がいました。

 

一方でここまできたのだから、少なくともあと2個は孵ってほしいという欲が出てきました。

 

21日を最後に孵化ラッシュは終了し、残っている卵に希望を託すも卵管理の店じまいをそろそろしようかという気にもなっていました。

 

つまり孵りそうだと思っていた2個の卵は私の期待間違いのダメ卵で、見切りをつける時が来たのかな~と思っていたのです。

 

迎えた11月

 

11月2日、朝いつものごとく簡易保冷室のプリンカップを覗くと、幼虫が一頭孵化しておりました!

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

 

やったー、孵った、孵ったよ!と思わず家族を呼び、喜びを伝えます。

 

11月2日、メスを産卵セットから取り出してから、既に2か月と20日が経っていました。

 

11月4日には私が希望託していたもう一個の卵も孵化しました。

 

 

それが今日というわけです。

 

一応他にも残っていた卵を確認しましたが、それは黒ずんだオレンジ色になっていて、裏側は痛んでおり、やっぱりダメ卵でした。

 

11月4日、ここに8月27日からの卵管理の日々、2か月と7日余りが終わりを迎えたのです。

 

結び

 

ホント長かったし精神的にもきつかったですが、結果孵化率77%だから上等じゃないかと今は我ながらにそう思っております。

 

やっとこれでミヤマクワガタの幼虫飼育に完全に移行できます。

 

幼虫たちの親、オスはまだ生きております。

 

彼はなかなかしぶとく今日も元気に脱走を試みております。

 

 

幼虫はまだ簡易保冷室に入れています。

 

保冷室の中は17度を維持。私の部屋は19度~20度といったところなので、室温がもう少し下がったら、完全に常温飼育に移行しようと思います。

 

あと少しで冷凍ペットボトルからも解放される。

 

幼虫たちは気長に粘りづよく育てます。

 

それでは!

 

続きの記事はこちら