ヤエヤママルバネクワガタの多産と初期卵の孵化率が低い件について

前回の記事ヤエヤママルバネクワガタの採卵は3回目で終わりと言っておりましたが、11月10日5回目の採卵を実行しました。

 

初期の卵の孵化率が低いのが理由です。

 

 

 

5回目の採卵までで合計42個の卵を確保しました

 

ヤエマルは産卵をはじめて最初の20個目位までは孵化率が悪いということを聞いておりました。

 

当初3回目の採卵までで卵26個採れていたので十分かな思っていたのです。

 

卵はプリンカップに5個ずつ入れて管理。

 

ところが一週間もすると、知らぬ間に消えてなくなっている卵、しぼんでいく卵、文字通り溶けてしまう卵が続出しました。

 

(溶けてしまった卵)

 

ははあ、これが聞かされていた孵化率が悪いということだなとピンときました。

 

ヤエマルは基本多産の種で、採卵し続けると多い場合は200個以上取れることもあるようです。

 

だからと言ってセーブして少な目に採ると、思っていたほど孵化しなくて、予定より少なくしか幼虫がとれないということになりかねないわけです。

 

そんなこともあり、採りすぎないためにも、少なすぎないためにも小刻みに採卵するのがベターのようです。

 

採卵数の合計は、42個ですが、この中で既に消滅してしまった卵もあるので、実質どれ位卵残るのかしら、という感じです。

 

明らかに膨らんできていて、孵化に向かって進んでいるのだろうというのもあれば、当初より小さくなっているんじゃないかと思われる卵もあります。

 

(孵化しそうな卵、中が透けて見える)

 

42個とったので、できれば20個位は孵化してくれるといいのですが。

 

結び

 

当初とった卵がダメになっていくのを見ていて、こりゃいかんということで、一度片づけた産卵セットを再度復活させて4回目5回目の採卵をしました。

 

2020.10.26 第一回採卵 9頭
2020.10.29 第二回採卵 11頭
2020.10.30 第三回採卵 6頭
2020.11.03 第四回採卵 7頭
2020.11.10 第五回採卵 9頭

 

ヤエマルの幼虫は特に初齢初期のものは特に脆弱で、孵化した環境からむやみに動かさないほうが良いようです。

 

孵化してもプリンカップからはしばらくは出さずに様子を見守ることになりそうです。

 

幼虫の頭数を確認できるのは、彼らが2令に進んでからということですね。

 

早く今後飼育していくことになる子どもたちの数を知りたいところですが、仕方ありません。

 

卵は3~4週間ほどで孵化するようですので、早く孵化した幼虫を見たいものです。

 

第一回目に採卵したものがうまくいけば来週中に孵化してくれるかな?!

 

それでは!

 

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