2020年10月にヤエヤママルバネクワガタの卵を42個採取しました。
しかし、卵でも溶けやすく、また幼虫になっても落ちやすいヤエマルです。
やっと孵化から2か月が経ちましたので、最終的に何頭残ったか、プリンカップを開いて確認したいと思います。
経緯
採卵は、昨年10月で、全部で42頭採れました。
200㏄プリンカップにマルバネマットをフワッといてれて、基本1カップ5個ずつ卵を入れていきました。
採卵している間(2週間弱)にも、溶けてしまう卵もありましたが、プリンカップ8個で42頭を管理しておりました。
孵化が確認できたのは以下の通りです。
2020.11.19 1頭 10.26採卵
2020.11.21 2頭 10.26採卵
2020.11.22 1頭 10.26採卵
3頭 10.29採卵
3頭 10.30採卵
2020.11.26 3頭 11.03採卵
2020.11.27 1頭 11.03採卵
2020.12.01 1頭 11.10採卵
2020.12.04 1頭 11.10採卵
採卵は全部で5回やり、42個取れた時点でストップしました。
3日採卵法の記事はこちら↓
孵化がプリンカップの外から確認できたのは合計で16頭です。
孵化のチェックからもれたものもあるだろうし、また孵化しても落ちてしまった幼虫もいると思うので、最終的に現時点で何頭残っているかは、8カップ全部開けて見て初めて分かることです。
つまり、昨年の産卵セットから何頭幼虫飼育していけるのかが、ここにきてやっとはっきりするわけです。
1カップずつ見ていきます。
2020.10.26採卵
第一回目の採卵日2020年10月26日 9個の卵が採れました。
何頭生存しているのでしょうか?
2カップに入れて保存しておきましたが、1カップ目からは3頭の幼虫の孵化が確認されましたが、果たして現在何頭いるのでしょうか?
1カップ目
残念!中に居たのは1頭のみでした。
2カップ目
孵化を確認できたのは1頭のみでした。
3頭いました!一部2令になっていますね。
やはり、孵化のチェック漏れがありましたね!
2カップから4頭が生き残ったことになります。
2020.10.29採卵
第二回目は11個採卵できました。
何頭残っているのでしょうか?!
2カップで管理しておりました。
1カップ目
孵化が確認できているのは2頭です。
ぴったり2頭いました。
2カップ目
3頭の孵化が確認しています。
4頭の幼虫が確認できました!
2カップから6頭が生き残ったことになります。
2020.10.30採卵
第三回目の採卵は丸一日セットに入れて割り出しました。
6個の卵が採れました。
2カップで3個ずつ管理、後に後日採卵した卵も混ぜて、1カップ4個ずつで管理しました。
1カップ目
3頭の孵化が確認されています。
3頭いました!
2カップ目
1頭の孵化が確認されています。
こちらは1頭のみでした。
8個中(6+2)、4頭が生き残ったことになります。
2020.11.03採卵
第四回目の採卵は7個の卵が採れました。
2個は10月30日分のカップに入れて、1カップ5個で管理しました。
4頭の孵化が確認されています。
4頭全員揃っていました!
5個中、4頭が幼虫となって生存しておりました。
2020.11.10採卵
第五回目の採卵は9個の卵が採れました。
その内4個は、早くに採れたプリンカップに入ってもらい、5個のみ1カップで管理しました。
プリンカップの数をあまり増やしたくなく、初めの方のカップの卵が結構溶けていたのでそうしました(←言いわけ)。
2頭の孵化が確認されていました。
3頭いました!
1カップ5頭中、3頭が生存しておりました。
結果
採卵数42個
孵化確認数16個
幼虫生存数21頭
結び
採卵数は、42個だったけど、結局残ったのは、21頭。
想定内でしたが、本当にヤエマルは卵でも幼虫でも落ちやすいのですね。
もちろん、私の管理の問題もあったのかもしれませんが。
簡易保温室で、24度で管理しています。
マットは、結構湿度も保たれていて、いい感じでした。
2月までに、新しくケース等も用意して、いよいよ本格的に多頭飼育になります。
プリンカップから小ケースに変えて、1ケースに5頭ずつ入れて管理していきます。
入れてしまえば、また6月位まで、おおむね放置なのですがね。
それでは!