我が家で飼っているホペイオオクワガタ本土ヒラタクワガタ越冬の環境に移しました。

 

私なりの越冬方法を紹介します。

 

 

 

ホペイオオクワガタ♂72mm

 

1400㏄クリアボトルで8月以降は飼育しておりましたので、引き続き、これでいこうと思います。

 

 

クリアボトルは元々幼虫飼育用のボトルなので保湿効果が高いというメリットがあります。

 

いかに越冬中湿度を保つかというのがポイントですので、クリアボトルは越冬させるケースとして適しているのですね。

 

マットは針葉樹ミックスマットを使っていたのですが、この機会に針葉樹マットに変えることにしました。

 

 

針葉樹マットのメリットは、ダニやコバエがわかないことです。

 

この1400㏄ボトルに針葉樹ミックスマットを入れて飼育していたところ、キノコバエがボトルの中で発生してしまいました。

 

キノコバエの卵か幼虫が止まり木かボトルの中に潜んでいたみたいなのですね。

 

再三ミックスマットを新しくしてみても、再びわいてしまうのです。

 

まあ、もう気温が下がってきてしまったので、すごく発生するわけではないのですが、ボトルを開けると、やっぱりキノコバエが出てきます。

 

今後の発生を防ぐためにも以下の対処をしました。

 

1.クリアボトルに入っていた既存のミックスマットは全部破棄。

 

2.空になったクリアボトルを熱湯で洗浄、コバエの卵や幼虫を死滅させる。

 

3.新たに入れるマットはキノコバエがわかない針葉樹マットにする。

 

止まり木等も熱湯に浸しました。

 

針葉樹マットは加水して、ボトルの半分5~6cm位まで入れて、しっかり潜れるようにします。

 

後は、転倒防止材とゼリーを入れて完成です。

 

今回環境の入れ替えのために、ホペイちゃん起こしちゃいましたが、10月後半位からはもうほとんど潜りっぱなしです。

 

起こされてかなり驚いていたようです。

 

いまもクリアボトル中で、針葉樹マットの感触を確かめながら、徘徊しております。

 

 

明日には潜ってくれるといいな。

 

本土ヒラタクワガタ♂68mm

 

こちらは、ミニケースにて飼育しておりました。

 

 

ケースは、一般の昆虫ケースでもなく、コバエシャッターでもなく、クリアスライダーでもないのですが、写真の通りふたの中央に小さい穴が開いているもので、コバエ除け仕様のケースです。

 

穴も小さい故、こちらも保湿性に優れていると思われるので、これもこのまま越冬用のケースとして使うことにします。

 

このケースも自室でキノコバエがわいて以降、マット交換をしても新聞紙や不織布をふたの間に挟んでも、なぜかケースの中からキノコバエが発生するようになってしまいました。

 

今回の機会にこのケースに入っていた針葉樹ミックスマットを全部破棄して、ケースを熱湯で洗浄しました。

 

転倒防止材も熱湯にかけました。

 

その上で、加水した針葉樹マットをケースの半分位まで入れ、再度転倒防止材をいれ、ゼリーを入れて完成です。

 

 

この時期ヒラタも基本潜っていますが、オオクワガタよりもその辺適当な感じで、ちょっと部屋が暖かくなるとフットワークよく表に出てきて、ゼリー食べたりしています。

 

やはりヒラタよりオオクワの方が季節に敏感なのですね。

 

ホペイオオクワガタ♀48mm

 

こちらは、♂72mmとは違う♂の相方でして、だから単独飼育です。

 

彼女の相方の最新の状態はこちら↓

 

8月以降は長らく、プリンカップ800㏄?で飼育しておりましたが、越冬ということもあり、またプリンカップだと逃げ出す可能性も大きいので、しっかり蓋の閉まる500ccクリアボトルに飼育ケースを変えることにしました。

 

このメスに関しては、ミックスマットを使っていましたが、全くキノコバエがわくこともなく、飼育できていたので、そのミックスマットをそのままクリボトルに移して使うことにしました。

 

 

しっかり潜れるように、半分超の深さまでミックスマットを入れて、使っていた転倒防止材、ゼリーを入れて完成です。

 

本土ヒラタクワガタ♀38mm

 

産卵セット後はずっとコバエシャッターのタイニィサイズを使って飼育してきました。

 

コバエシャッターは保湿性にも優れており越冬用のケースとしても適していますので、こちらはケースは変えず引き続きこれを使います。

 

 

このケースからもキノコバエがわいたことは一度もないので、ミックスマットもそのままで、しっかり潜れるように少し足してあげて、越冬用の環境としてこれで完成です。

 

結び

 

 

現在飼育しているクワガタ成虫たちの越冬準備はこれで終わりです。

 

後は彼らをどこに置くかですね。

 

自室の中においてしまうとどうしても暖房をつけて温度変化が起きてしまうので、暖房のかからない玄関辺りに置いておこうかなと思っております。

 

見ていると、特にヒラタは温度が上がるとよく反応して、表に出てきます。

 

まだ暖房をつけなくても、マンションなので室温が20度前後で推移しています。

 

ヒラタの活動許容範囲の温度帯なのでしょうね。

 

もう少し部屋において、11月末には玄関に置いておこうと思います。

 

それでは!