殺虫剤被害で障がいを負ってしまったオオクワガタ

殺虫剤被害に一番はじめに遭ったホペイオオクワガタ♂77mmですが、あれからほぼ一か月たちました。

 

現状はというと、身体機能は回復せず、こちらで起こしてあげないとひっくり返った状態ですが、えさも食べるようになり、障がいをもちながらも意外と元気です。

 

最近の彼の様子をレポートします。

 

 

 

事件-2週間後

 

錯乱状態で激しく動きまわり、自分では姿勢を保てず、起こしてもすぐひっくり返ってしまいます。

 

 

これが事件直後の彼でした。

 

その後、500ccボトルの小部屋に入れ替え、様子を見ておりました。

 

この分じゃ、いずれ体力を消耗しきって、☆になるだろうとおもってあきらめておりました。

 

ひっくり返ったままもがく、動きがなくなる、またもがくを繰り返していました。

 

いまでもそれの繰り返しではあります。

 

前かがみになってしまったのと、足がうまく使えないのですね。

 

現在

 

2週間過ぎて、それでも依然として同じようなうごきを繰り返しておりました。

 

だいぶ弱ったかと思って、手に取って見ると、まだ力はあって、大あごに指を入れたら、普通に挟まれました。

 

意外と元気ではあるので、食べないとは思ったのですが、プロゼリーをあげてみました。

 

彼は、自分では起きていられないので、ゼリーを置いて、彼をその上に置いてあげます。

 

そしたら意外にも、彼、ゼリーに食いつきまして。

 

 

動きがうまくできないので、非常に食べにくそうですが、まぎれもなく、舌をだして食べているのです。

 

へえ~!えさ食べれるんだあ~

 

それが分かってから、現在は、1日にプロゼリー半分はあげています。

 

そしてそれは普通に平らげてしまいます。

 

 

障がい

 

もう一頭のホペイオスのように奇跡の復活を望みつつも、もしそれが叶わなくても、障がいを持ちながらでも、えさを食べてるくらいだからこのまま、結構生きてくれるのじゃないかと思えてきました。

 

ただ奇跡の復活は、もう一頭のほうが一週間で回復したのに対し、彼はもう1か月体の自由がきかない状態だから、回復はやはり厳しいのかなあとも思います。

 

障がいとしては、前屈気味になっていて、体をまっすぐにできないこと。

 

 

足が前に突っ張った感じで出てしまって、うまくものにつかまったり、体勢を整えたりすることができないこと。

 

などです。

 

もう一頭のホペイオス奇跡の復活を書いた記事はこちら↓

 

結び

 

 

彼には障がいを負わせてしまって、申し訳ないですが、それでも最近の彼は、意外とマイペースで生きてくれてるいるようにも見え、少しほっとしております。

 

私には彼が意外と能天気そうにも見え、障がい生活も堂に入ってきたのか、なんて。

 

人間と違って、心理的抵抗がないのだろうから、不自由のある生活にも適応しやすいのかもしれませんね。

 

彼のレポートは以上となります。

 

それでは!

 

続きの記事はこちら