パラレルスネブトクワガタ、最後の幼虫が羽化してきました。
この子は幼虫期間が7か月位あったと思われます。
サイズに期待したのですが…
繭玉で保管していました
昨年WDペアをむし社で購入。
その♀から同年8月に5頭の幼虫をゲットしました。
4頭までは、1月に掘り出して羽化が確認できています。
掘り出し・繭玉割りの記事はこちら↓
1頭だけ繭玉割りができませんでした。
繭玉を持ってみると、中で跳ね回っているのが伝わってきたからです。
蛹だなと思いました。
それでこの繭玉だけは、割らずに別途プリンカップで保管して、羽化をまっていたのです。
大きな繭玉、しかも既に孵化後5-6か月が経過していたので、大型の♂が期待されました。
温度管理23度だと3か月位で羽化してきてしまうらしいので、なるべく20度位で管理していたのです。
2月に入って繭玉の状態を見ると、ゆすっても中で動く音がしなくなり、これは羽化にこぎつけたかと思いました。
そこで繭玉割りを決行することに…
2月10日繭玉割り…ところが!
すでに羽化しているとばかり思って、ザクっと繭玉を割ってみると、なんとこの日、羽化しているところだったのです。
体もまだ固まっておらず、下翅もしまいきっておりません。
繭玉は割ってしまって(ザクっと)、元に戻すこともできず、プリンカップにティッシュ、ミズゴケを敷いて、そこで過ごしてもらうことにしました。
羽化後2日目
羽化2日目、まだまだ上翅も色味が薄く、下翅もしまわれていません。
きちんと上翅の中にしまわれてくれるといいのですが…
羽化後3日目
かなり色づいてきました。
下翅もきちんとしまわれています。
なかなかかっこいいです。
羽化後4日目
堂々とした大型の♂が羽化してきました。
サイズは、もうちょっとしたら測ります。親は46㎜でしたので親越えしてくれることを期待します。
羽化後8日目 サイズは…
サイズは48㎜でした!
親越えして、堂々の大型大歯のパラレルスネブトの♂の誕生です。
パラレルスネブトクワガタのレコードは、52㎜位です。
50㎜UPは簡単ではないでしょうが、48㎜でもかなり満足ですね。
写真館
まだ赤みを帯びていますが、きれいな個体です。
オオクワガタっぽい風格ありますよね~、かっこいい。
結び
昨年WD♀から採った幼虫6頭の内、5頭が無事に羽化してきました。
♀30mm,29mm,29mm,♂43mm,♂48mm
☆にさせてしまったのは、1300㏄ボトルに2頭入れてたうちの1頭でした。
どうもパラレルスネブトは多頭飼育には向かなそうです。
成熟をまって、4月頃かな、今度は爆産を狙いたいと思います。
産卵から羽化まで、今回は、ブログ読者様にいろいろ教えていただきました。
ありがとうございました。
今度、パラレルスネブトクワガタのブリード法を記事にまとめたいと思います。
それでは!