羽化してきたヤエヤママルバネクワガタをつかって、早速ペアリング&産卵セット投入していきたいと思います。
ペアリングはハンドペアリングで
種親としてつかうのは、昨年12月末に自力ハッチしてきた♂50㎜と今年1月に繭割りした♀47㎜です。
♂も♀も動き回っていますから、成熟十分かなと思います。
特に♂は、既に12月初旬頃自力ハッチしていたと思われる54㎜の子が先日☆に(寿命で)なったばかりなので、早々にペアリングにつかおうと思った次第です。
わたしの場合は、大きめのプリンカップで(500㏄?)で、下に滑らないように発砲スチロールを貼って、その中でハンドペアリングさせます。
ヤエマルは、ハンドペアリングがいいと思います。
すぐにペアリングする種ですし、ハンドペアリングがいい理由もあります。
ヤエマルのペアリングに関しての詳しい記事はこちら↓
2月14日、プリンカップでのハンドペアリングを試みましたが、思いがけず苦戦しました。
20分位かけてスイッチが♂に入らなかったので、この日は諦め、日を改めることにしました。
2月15日、再度二人をあわせてみると、
1分以内に♂が♀の上に覆いかぶさり、2分後には交尾が始まりました。
今度は超早かった。
交尾時間は、10分はかからなかった位だと思います。
ヤエマルは交尾終わったあと、♂が♀を攻撃することが多いと聞いており、また実際に昨年はそうだったことを自分の目で確認しました。
今回は、交尾が終わっても、♂は♀の上に乗っかったまま動かず、むしろメイトガード、しておりました。
そういう場合もあるのですね。
離れないので、申し訳ないですが、力づくで、♂を離して、ペアリングを終えました。
♀は丸一日ゼリーを与えゆっくり休んでもらって、翌日に産卵セットに投入します。
産卵セットの組み方と♀の投入
産卵セットは、マットさえ準備できれば簡単です。
ケースは小ケース(デジケースHR-2)を使います。
マットはヤフオクで幼虫を購入した時の出品者様から個人的に購入したマルバネマット(3L 2000円)を使います。
いわゆる「赤枯れマット」というやつですね。
いまはアマゾンやヤフオクでも、赤枯れマット・マルバネマットで購入できます。
アマゾンのは使ってみたことはありませんが。
とりあえず1.5Lだして、加水します。
水分多めで加水して(水がしみ出る位)、だまが出来たりするので、それはなるべくほぐします。
これを小ケースに入れていきます。フワッとのせる感じで入れていきます(固詰め厳禁)。
ちょうどケースの7.5分目位になりましたね。
転倒防止材、ゼリーを入れて、完成です。
転倒防止材がないとひっくり返ったまま☆になってしまうこともあるので必須ですね。
管理温度は、23度‐24度位です。
詳しい産卵セットの組み方の記事はこちら↓
結び
この産卵セットいつあばくかというと、たぶん3‐5日後です。
昨年、3日毎に割り出ししていって、毎回10頭ずつ位卵が採れました。
それ位、ヤエマルは多産種なのですよね。
でも初期の卵や、幼虫は落ちやすいので、今期は卵50個位を目指して、採卵していきたいと思っています。
初めて自分で羽化させた個体でのブリードです。
うまく産んでくれるかなあ~
引き続きレポートしていきたいと思います。
それでは!