越冬用に針葉樹マットを用意して、ケースに敷いたのですが、ホペイオオクワガタ♂がマットに潜りません。
どうしたものか?個体差があって潜らないのもいるようです。
現象
現在越冬するクワガタ成虫として飼っているのは、ホペイオオクワガタ♂2♀、本土ヒラタ♂♀の5頭になります。
11月に入って、特にホペイオオクワの方は、♂♀ほとんど潜りっぱなしになったので、越冬飼育環境に移したのですね。
その時の詳細はこちらの記事に書きました↓
ホペイオオクワ♂と本土ヒラタ♂にはかねてより考えていた針葉樹マットをあてがうことにしました。
針葉樹マットは、昆虫ショップで買ったもので間違いのないものです。
ところがマットを替えてみてみると、本土ヒラタは翌日には潜ってしまったのですが、ホペイオオクワ♂のほうだけ針葉樹マットに潜りません。
ずっと表面に出たままなのですね。
それが丸2日続きました。
それで不安になり、ショップに確認してみました。
マットの交換のタイミングで目を覚ましてしまったのかもしれない。そのまま放っておけば、おのずと潜っていくから大丈夫ですよ、との回答。
それで更に1日放っておいたのですが、やはり潜らず。
結局放っておくことができず、以前から使っていた針葉樹ミックスマットに戻してみました。
針葉樹ミックスマットは針葉樹マットをベースに広葉樹マットをブレンドしたものです。
するとマットを替えて、20分ほどであっさりホペイオオクワ♂はマットの中に潜っていきました。
目を覚ましてしまったというより、やはり針葉樹マットが気に入らなかったんでしょう。
その後、ネットで調べてみると、やはり個体によって針葉樹マットに潜らないのもいることが分かりました。種の問題でも雌雄の問題でもなく、潜らないのはたまにいるようです。
比較的オスに潜らないのが多いようです。
その場合は、最終的に潜らなくても、えさ台や隠れ木を入れておけば、その下に隠れて、そのまま越冬するということもわかりました。
結び
たまたま我が家のホペイオオクワ♂は針葉樹マットに潜らなかったのかもしれませんが、個体差があるということもわかってこれはこれで学びでした。
本土ヒラタ♂は、2日後にはしっかり針葉樹マットに潜っています。
そのまま針葉樹マットで放置してもよかったのかもしれませんが、その子の居心地のいい環境で過ごさせてやりたいと思ったので、ミックスマットに戻してよかったと思います。
同じクワガタでも個体差により違いが出てくるのを目の当たりにすると、やっぱり生き物なんだな、ということを実感させられます。
今回はそんな経験になりました。
それでは!