本土ヒラタクワガタの幼虫の割り出し

6月28日に本土ヒラタクワガタ幼虫割り出しを行いました。

 

産卵セットにメスを投入してから1か月後という短いスパンでの割り出し。

 

果たして結果は如何に?!

 

 

 

予定を早めての割り出し

 

メスを産卵セットに投入していた期間は2週間。

 

メスを取り出してから2週間後の幼虫の割り出しでした。

 

予定はメスに1か月産卵に努めてもらい、割り出しはその3週間から1か月後と2か月プランだったのですが、かなり期間が短くなりました。

 

まあ初めのプランはオオクワガタと同じだったのですがね。

 

期間短縮になった経緯を書いた記事はこちら↓

 

割り出しの実際

 

久しぶりにケースを開けると、ばらばらになった材と材の破片に白いのが付いていました。この白いのは何かしら。ちょとわかりません。

 

 

材は半分埋まっていて、地上に出ている部分はバラバラなのでとりあえずこちらを取り除きました。

 

材にも産んでいる可能性はありますが、ヒラタクワガタは基本マット産みです。

 

既に外側からケースの側面・底面に幼虫がいるのが見えているので、マットを見ていくことを順番としては優先します。

 

 

産卵セットの記事で書いたようにケースの底から4~5cmのところまでは特に硬詰めしており、その上に材を置いて、更にその上からマットをかけて今度はやや硬く詰めております。

 

ヒラタクワガタの産卵セットの記事はこちら↓

 

ヒラタのメスは、この堅詰めしたマット部分の側面と底面を中心に卵を産み付けるのです。

 

マットを見てみる

 

ケースをプラスチックたらいの上で、ひっくり返してみます。

 

硬く詰めているので、一番上の部分(ケースの底の部分)がなかなかケースからはがれません。

 

とんとんぱんぱんやって、ついに全部剥がれ落ちました。

 

幼虫がぽろりぽろりと、

 

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

側面に沿っていた幼虫たちはぽろぽろたらいの上に落ちていきます。

 

一頭づつ丁寧にスプーンで拾って、用意した一時保管用のプリンに入れていきます。

 

 

その後もマットを崩しながら順調に幼虫は取れていきましたが、ふと不安がよぎります。

 

ホペイオオクワガタのブリードとのバランスがあるから幼虫は15頭以内位がいいなとおもって、2週間でメスを出したのです。

 

どうも15頭では済まなそうな気が(-_-;)

 

結果

マットだけで20っとぉー!( ;∀;)

 

2令になったばかりの幼虫の写真

 

材を見てみる

 

材は、まあ起爆剤というか、産卵スイッチのきっかけになればとおもって入れたものだし、細いし…、だからそっちはほとんど産んでないだろうという期待のもとで崩してみると、

 

 

結果
材の中から4っとぉー!( ;∀;)

 

割り出しの結果

 

マットからは20頭、材からは4頭の幼虫がとれました。全部24頭です。卵はゼロでした。

 

幼虫は大半が初令で、数頭2令幼虫がいました。取り出すタイミングとしてはベストだったのではないでしょうか。

 

今回のヒラタのメスちゃんは14日間で24頭卵を産んでいたのですね。頑張ってくれました。今はがつがつゼリー食べてます。

 

割り出した幼虫は全てプリンカップで保存して、最後に記念撮影、全体集合写真を撮って割り出し終了です。

 

 

結び

 

当初予定していたよりも早く割り出しをして、その時に想定していたよりも約10頭多く幼虫が取れました。

 

メスを取り出したときは、ケース側面・底面に8個の卵が見えていただけだったのに、私の目をすり抜けて、いろいろなところに卵を産み付けていたのですね。

 

さすが、メスっ!

 

なので、一時保存の以後のプランも予定と変更して対応しようと思います。

 

次回はこの幼虫24頭をどう飼育していくかをレポートしていきたいと思います。

 

それでは!