本土ヒラタクワガタ68mmペアの幼虫、7頭を2本目の菌糸ビンに交換しました。
雌雄判別と体重を見ていきます。
ここからどれだけ太らせることができるかが勝負です。
種親
種親は、宮崎県産本土ヒラタクワガタ
♂68㎜、♀38㎜です。
6月28日に割り出し、7月2日に初令幼虫で彼らを800cc菌糸ビンに投入しました。
3か月後は、10月2日ですが、ちょっと前倒しして、9月26日にホペイの菌糸ビン交換と一緒にやってしまいました。
プランとしては、この7頭は引き続き、オスでもメスでも菌糸ビン800㏄で管理します。
雌雄判別と体重計測はやっていきたいと思います。
使う道具は、マイナスドライバーとアーミーナイフです。
菌糸ビン交換に使う道具はこちらに記事に書いております↓
菌糸ビンはフジコンのオオヒラタケ菌糸ビンを使用しています。
結果:雌雄判別と体重
結果としては以下のようになりました。
♂ 20g
♂ 19.5g
♂ 18.5g
♂ 18.5g
♂ 17g
♀ 9g
♀ 7g
☆になったものはおらず、みんな無事に育ってくれています。
今期の本土ヒラタ飼育目標は、オスは70㎜オーバー、メスは40㎜オーバーを作出することです。
むし社が出しているオオクワガタの幼虫体重からの成虫予想体長を見ると、オスは20gで70mm、メスは、10gで41mmとなっています。
その指標で考えると、やはりこれから寒くなっている時期にいかに温度管理して、冬眠させずに食べてもらうかにかかっているかと思います。
いままで幼虫飼育で温度管理したことがなかったので、今年はぜひ温度管理して、大きな羽化個体を出したいと思います。
雌雄判別は、基本的には、既に3令幼虫まで育っているので、体重を見れば一目瞭然ではあるのですが、♀だとわかった上で、卵巣のしるし、いわゆる雌班(めすはん)があるかどうか、改めてじっくり見てみました。
おそらくこのクリーム色のが雌班なのだと思うのですが、間違ってないですよね?
結び
本土ヒラタに関しては、オスでもメスでも800㏄で管理することにします。
目標は70㎜オーバーですが、72,3㎜までならオオクワでも普通に800㏄で出るので、コストも考え、オスも800㏄で管理することにしました。
72mm位の個体が羽化してくれたらホント嬉しいですが。
本土ヒラタクワガタに関しては、同時に割り出した兄弟たちがまだ17頭います。
訳あって、この17頭は、11月に2本目の菌糸ビン交換となります。
訳が知りたい方はこちらの記事をどうぞ↓
今回は、温度管理のほかにも、菌糸ビンだけでなく、マット飼育でも幼虫を育てているので、どういう結果になるかいろいろ楽しみです。
種親たちは、そろそろ活動が鈍くなってきました。はやくも越冬の準備ですね。
これからは幼虫飼育に力を入れていきます。
それでは!
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