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オオクワガタが飼育初心者にお勧めな5つの理由

初心者飼育するのにお勧めのクワガタムシは、ずばりオオクワガタです。その5つの理由を語ります。

 

 

 

某昆虫ショップのスタッフさんから聞いた言葉

 

私が数年前、某昆虫ショップのスタッフさんから聞いた言葉が印象的です。

 

「オオクワガタは採るのは一番難しいですが、飼うのは一番簡単なんです。」

 

私は天然のオオクワガタを採集したことはありません。若い頃に挑戦しましたが全然ダメでした。

 

その理由は今考えるとわかることもありますが、それはまた別の記事で書きたいと思います。

 

しかし自分なりの理由をクリアできたとしてもやはりオオクワガタ採集は難しいのだと思います。

 

ブリードは30代からずっとやってきました。ペアで購入してきて交尾させて、卵を採って、幼虫飼育、羽化まで。

 

失敗も多くありました。多くは私の無知さからくることが多かったように思います。それでもまあまあブリードらしきことはできるようになりました。

 

オオクワのブリードができるようになってそれから、次に好きだったヒラタクワガタのブリードも覚えました。今はさらに新たなクワガタムシのブリードに挑戦しています。

 

某昆虫ショップのスタッフさんの言葉に戻りますが、確かに飼育は最も簡単なのもオオクワガタなのではないかと私も思います。

 

これからその理由を書きます。

 

①飼育方法が確立されている。

 

オオクワガタは多くのブリーダーたちの努力で、もっとも飼育方法が確立されているクワガタムシです。

 

天然のものは環境の悪化などによって残念ながら減少傾向にありますが、多くの飼育個体がいますので、その意味でも絶滅することはないといわれています。

 

飼育方法は、本でもネットでも、ユーチューブでも簡単に取得でき精度の高い飼育法を学ぶことができます。

 

私の書いたオオクワガタ産卵セットの記事はこちら↓

 

②飼育用品もそろっている。

 

昆虫ショップでは、はじめての方向けにオオクワ飼育セットなるものも出ているほどで、ケース、マット、えさ(ゼリー)、朽木、産卵木、また幼虫飼育用の菌糸ビン等、ほとんどの必要なものは簡単に揃えられます。

 

オオクワガタ飼育セット ビギナーズセット (オオクワガタのモンスター)

 

そのほとんどがネットで購入することが可能です。

 

菌糸ビンを使えば、かつては大型個体と言われた70mm超えの個体を初心者でも簡単に羽化させることができるようになっています。

 

③入手しやすい。

 

昆虫ショップだけでなく、今ではホームセンターでも、夏になるとオオクワガタは売りに出されています。

 

昆虫ショップは併せてネットでの通販も行っているところが増えていますので、PC上で入手することも可能です。

 

またヤフーオークションでも、オオクワガタは多く出品されています。

 

ヤフオクで「オオクワガタ」と検索してみる

 

そこでは昆虫ショップではなかなか手の届かないような大型個体(80mmオーバー)もショップに比して割安で購入することができます。

 

昆虫ショップのオオクワガタ80mmオーバーを取材した記事はこちら↓

 

④体が丈夫

 

オオクワガタは基本体が丈夫です。成虫になってから大事に飼育すれば3年程度生きますし、乾燥にも強いので、多少放っておいても元気です。

 

近年の猛暑的な暑さにはさすがのオオクワガタもしんどいと思いますが、それだけが原因で☆になることもめったにないのではと思います。こだわらなければ常温で飼育できます。

 

また気性も温厚ですので扱いやすいです。気を付けていれば挟まれたりすることもありません。たまに攻撃的な個体もいますが。概ね温厚です。

 

⑤カッコいい

 

(写真は、中国のオオクワガタ、ホペイオオクワガタです。日本のオオクワガタと非常に似ていて飼育法もほとんど同じです。)

 

いくらブリードが盛んになり、安く手に入れることができるようになったとはいえ、やはり、オオクワガタは日本のクワガタの中でも最もカッコいいクワガタムシではないかと思います。

 

私の主観も入っていますが、よくぞ「オオクワガタ」と名付けた!と言いたくなるような、風格と迫力をもったクワガタムシではないでしょうか。

 

このカッコいいクワガタムシを容易に入手できること、容易に繁殖できることが、現在のオオクワガタのブリードブームの原点であると思います。

 

結び

 

私がオオクワガタをクワガタムシを始めたい人に勧める理由は以上となります。

 

あなたもぜひオオクワガタからクワガタ趣味始めてみませんか?

 

引き続きクワガタを始めたい人向けの記事も書いていきたいと思います。

 

それでは!