今年2月の初旬に購入した飼育品モーレンカンプオウゴンオニのペア。

 

繁殖に挑戦して、初めなかなかうまくいかずメスには忙しくさせてしまいましたが、いまはオスと共にのんびり暮らしております。

 

成虫飼育の様子をレポートしました。

 

 

羽化は2020年12月

 

私が購入したのは、2021年2月8日でした。

 

8月で羽化後、8か月となります。

 

 

購入した時が後食を開始してちょうど1週間くらいだったそうです。

 

家に持ち帰って、数日飼育して分かったことは、かなりの大食漢だということです。

 

オスもメスも1日中ゼリーに首を突っ込んで食べていました。

 

当時は1日1~2個ゼリーを食していたと思います。

 

購入当初の彼らの様子についての記事はこちら↓

 

大食漢はその後もずっと続きましたが、メスは3月~4月にかけて産卵セットを組んで投入していました。

 

菌床産卵で行こうと思い、デジカワラ(カワラ菌床産卵セット)を用意して、何度もトライしたのですが、メスが一向に産んでくれませんでした。

 

当時のデジカワラ産卵セットの記事はこちら↓

 

羽化後、ペアリング-産卵セットを組むのが早すぎたのです。

 

このペアでのブリードは一旦諦めたのですが、5月の後半に入ってダメもとで再度デジカワラに投入してみたところ、今度はすんなり産んでくれました。

 

 

5月に入って産んだということは、メスが成熟するのに5か月かかったということです。

 

5か月は時間かかり過ぎではと思いましたが、休眠期間の問題とかもありましたから、余計に成熟までに時間がかかってしまったのかもしれません。

 

オウゴンオニの休眠期間の重要性について書いた記事はこちら↓

 

6月までには、産卵セット投入も終わらせて、後は余生をゆっくり過ごしてもらおうという方針で現在はみています。

 

7月に入ると変化が見えはじめました…

 

7月に入ったころからCBモーレン夫婦、大食漢だったはずが、食欲が落ちてきています。

 

以前のように1日でゼリーを完食ということがなくなり、8月に入った現在では、ゼリーはちょっと口につける程度で、ほとんど減らなくなりました。

 

 

 

あれあれ、どうしちゃったのかしらと思っていましたが、よくよく振り返ってみると、羽化したのが昨年12月ですから、既にもう8か月余り成虫として生きてきたわけで、彼らとしたら結構な晩年を過ごしているようです。

 

成虫の寿命は大体半年から1年位です。

 

結び

 

食欲は失速しましたが、触ってみるとまだしがみつく力もあり、元気です。

 

 

以前のような大食漢を見れないのは寂しいですが(ゼリーを一杯食べてくれた方がこっちもテンション上がるのです)、後はゆるゆると過ごしていってくれたらなあと思います。

 

写真撮って改めてみるとやっぱ成虫は魅力的です。

 

モーレンカンプオウゴンオニは、子どもたちが最終的に結構とれたので、次回は彼らの様子をレポートしてみたいと思います。

 

それでは!