個別飼育しているヤエヤママルバネ3令幼虫は繭玉を作ったのか?@2021年5月

昨年12月から個別飼育(1400㏄ボトル)で管理しているヤエヤママルバネクワガタ3令幼虫5頭。

 

5月に入りましたが、彼らは繭玉作りに入ったのでしょうか?!

 

 

5月も終わろうとしていますが繭玉を作っているのでしょうか?

 

ヤエマル3令幼虫5頭を、2月から5月位までの間に繭玉になり、今年の秋に羽化してくるスケジュールで飼育しております。

 

2月位から1か月おきにボトルを見ては、幼虫たちの様子をチェックしていました。

 

ボトルの外から幼虫が見えるというのは、この場合、まだ繭玉を作っていないということになります。

 

繭玉になるのでボトルの外側からは幼虫が見えなくならないといけないわけです。

 

以前記事にしたように4月の段階では5頭中、3頭がボトル側面に顔出しておりました。

 

 

まだ大勢としては5頭とも繭玉になっていない感じでした。

 

早く繭玉にならないか気が気じゃないのです。

 

2年1化での羽化を期待して育ててきたので、つまり今年の秋には羽化してまたヤエヤマ成虫たちと出会えることを楽しみにして飼育してきました。

 

(ヤエマル種親)

 

5月末くらいまでに繭玉にならないと、今年秋の羽化どころか来年の夏から秋に羽化してくる3年1化パターンになってしまうかもしれないのです。

 

それで今か今かと繭玉になるのを首を長くして待っているのです。

 

前回記事が4月20日に投稿しているので、あれから更に1か月以上経ちました。

 

実は5月20日ごろ、ボトルをしまっている段ボールを開けて、5個のボトルをチェックしたのですね。

 

そしたらやっぱりまだ2頭位が顔を出していて、1か月前とあまり変わらない感じだったのです。

 

え!5月ももう後半というのに、まだ幼虫が顔を見せていやがる!

 

いや~~な予感がしてきました。

 

このまま8月になっても幼虫のままなんじゃないの…_| ̄|○_| ̄|○

 

困ったときのヤフオク出品者さま、メールで相談することに…

 

この5頭の幼虫は、昨年の4月に2令幼虫5頭をヤフオクで購入した子たちです。

 

この時の出品者さまがとても面倒見のいい方で、無料で飼育マニュアルを付けていただきました。

 

とてもわかりやすいマニュアルです。

 

そしてマニュアルの最後には、携帯番号とメルアドも載せてあって、わからないことがあったらサポートしますと書いてあったのです。

 

このヤフオク出品者さまについて書いた記事はこちら↓

 

私はいままでもわからないことや困ったことがあると、何度となくメールサポートを受けてきました。

 

まさにそのマニュアルに、2月から5月に繭玉になって、秋口に羽化してくると記されているのです。

 

5月も後半に入っているのに5頭とも繭玉になる気配がないのですが、どうしたものでしょうか?と相談しました。

 

繭玉作りが遅れている原因として出品者さまに指摘されたのは以下の通りです。

 

繭玉を作るタイミングを幼虫たちがなんらかの理由で逸っしてしまった可能性がある。

 

最近の飼育下でのヤエマル幼虫は、早めに繭玉を作る傾向にあるが、12月に個別飼育に切り替えたのだとすると、それが幼虫たちが繭玉を作るタイミングだったのかもしれない。

 

当時のマニュアルでは、12月に最後のマット交換で翌年2月~5月で繭玉と記されていたのですが、傾向が変わって、繭玉を作る時期が前倒しになっているとのことでした。

 

さらにもう一つの可能性もアドバイスとしていただきました。

 

6月以降で繭玉を作り、あっという間に羽化してきたケースもあり、繭玉の中の前蛹の期間は最短で1か月、最長で1年半というのも経験したことがある。ただその違いは何に起因するのかは正直わからない。

 

まさにヤエヤママジック、いや生き物の神秘、決してすべてがマニュアル通りというわけにはいかないのだなあと、いまさらながらに思いました、半分あきらめと共に…

 

5月27日再度飼育ボトルをチェックすることに

 

そんなやり取りがこの1週間位で交わされ、現在のヤエマル幼虫の状況と出品者さまとのやり取りをブログにまとめようと思いました。

 

ほんとにこの記事を書きだすちょっと前です、もう一度ヤエマル飼育ボトル5本をチェックしました。

 

すると…

 

ボトルから顔を出している幼虫が1頭もいませんでした!

 

おそらく2月以降チェックした中で、1頭もボトルから幼虫が見られなかったのは今回が初めてです!

 

これはもしかして、やっと繭玉作りに入ったのじゃないかしら!

 

普通は幼虫が見えると安心するのですが、今回の場合は繭玉ですので幼虫がみえないことで安心するわけです。

 

幼虫の姿が見えないというだけだから(繭玉が見えるわけでもないから)、あくまで推測でしかなく、なんの確証もありませんが、今、ちょっと希望が見えてきた感じです。

 

こういう小さな変化で一喜一憂しているのが飼育者・山本三郎です。

 

結び

 

繭玉を作っている確証は何にもないですが、このまま幼虫がボトルから見えないでいてくれることを祈ります。

 

これからは幼虫が見えていないことをチェックしていきたいと思います。

 

1か月後のチェックで、再び幼虫が複数頭顔を出していたらショックだなあ~

 

このままみんな繭玉になってくれるか、はたまた3年1化になるか、引き続き彼らの動向を注視していきたいと思います。

 

それでは!