ペアリングが終わったのでヤエヤママルバネのメスをいよいよ産卵セットに入れていきます。
産卵セットの組み方、および採卵に向けてのスケジュールを書いておきます。
産卵セットも、採卵法もちょっと変わっています。
マットをふわっと詰めするという…
ヤエヤママルバネクワガタの産卵セットの組み方
赤枯れマットの用意
赤枯れマットは、ひと昔前はネットで特別に注文するタイプの珍しいマットでしたが、現在ではむし社でも売っているし、アマゾンで検索しても商品が出てきます。
私はヤエマルの幼虫をヤフオクで購入した際の販売者さんから買っています。
そうそう、ヤフオクでも複数の方が赤枯れマット(マルバネマット)を出品しています。
今はだいぶ手に入りやすくなりました。
ケースの用意
私はヤエマルの本格的なブリードは初めてですので、基本的にヤエマル幼虫の販売者さんの配布されているマニュアルに沿ってやっていきます。
産卵セットのケースは、小か中ケースで大丈夫のようです。
私は小ケースを使うことにします。
マットの加水
中ケースで大体深さが半分位あれば大丈夫とのことですので、今回は1Lのマットを産卵セットに使っていこうと思います。
水分は、他の一般種のクワガタより、やや多目のようです。
マットを握ったら水分がしたたり落ちる位でもいいと言っている方もいます。
ケースにマットを入れる
多くのクワガタの産卵セットではマット産みの場合は、固詰めが主流だと思いますが、マルバネクワガタは違います。
絶対に詰めてはだめ、ふわッと入れるだけでいいそうです。
小ケースで、加水したマット約1Lをふわッと入れると7分目位の深さまで埋まります。
最後に転倒防止材を入れて完成です。
転倒防止材を入れないと致命的なことになるらしいのでここはしっかりとやらなければいけません。
採卵時期について
3日ごとに採卵していきます。
どうもヤエマルは爆産体質らしく、1週間で何十個もということもあるようです。
多い場合には、最終的に200個以上採れることもあるらしいです。
私の場合は多くは採ってもとても養いきれないので、3日ごとの採卵で順調に採れれば、20前後で止めておこうと思います。
でも嬉しい悲鳴もいいなあ~♪
っていうか、これでほんとに採卵できるかしら(-_-;)
結び
最後にゼリーを入れ、メスを投入して産卵セット完成です。
温度設定ですが、産卵セットは23~25度が適温のようですので、簡易温室Ⅱ(←自作簡易温室の2台目)のサーモスタットを24度に設定して、温室に保管します。
これで3日間待って第一回目の採卵となります。
結果はまた3日目以降に記事にしたいと思います。
それでは!
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