ヤエヤママルバネクワガタの採卵方法

ヤエヤママルバネクワガタ(ヤエマル)のメスを産卵セットに投入してから、丸3日が経ちましたので、予定通り第一回目の採卵をしていきたいと思います。

 

はじめての採卵ですが、果たして卵を産んでくれているのでしょうか?

 

 

 

産卵セットの様子

 

産卵セットを側面から見てみると、3日前の投入の時は、マットがケースの7から8分目まで入っていましたが、写真のように半分位まで沈んでいます。

 

(2020.10.23)

↓ ↓ ↓

(2020.10.26)

 

 

マルバネクワガタは、固詰めではなくフワッといれた水分の多い赤枯れマットに卵を産みます。

 

マットの中に潜って、マットを自分で押し固めて卵を産むのです。

 

産んでいる場合はマットが沈んでいるというのがしるしになるわけです。

 

これでちょっと期待が持てます。

 

産卵セットの組み方についての記事はこちら↓

 

採卵

 

転倒防止材等、ゼリー等を取り出して、プラスチックたらいの中にケースをひっくり返します。

 

 

 

すると…

 

ケースの底に卵を発見しました!

 

 

小さいけど丸い形をしたきれいな卵です。

 

 

この後少しずつ手でやさしくマットを崩しながら、卵を探していきます。

 

 

 

結果、全部で9個の採卵に成功しました!

 

やったー!!

 

卵の管理

 

卵の管理は、250㏄プリンカップで行います。

 

1プリンカップで、5個の卵を管理します。

 

今回は、9個ですので、2カップ使いました。

 

カップに産卵セットのマルバネマットを詰めることなく入れます。

(固詰めすると窒息する恐れがあります。軽く抑える程度で)

 

側面に菜箸で穴をあけて、そこに卵を入れていきます。

 

側面にすれば、卵が見えるので孵化が確認できます。

 

 

卵は大体20~25日程度で孵化します。

 

孵化しても取り出さず、5頭ともこのプリンカップで2令幼虫まで管理します。

 

産卵セットの再セット

 

採卵が終わったら再びケースにマットを戻して、産卵セットを再セットします。

 

250㏄を2カップ分のマットを使ってしまったので、フワッとケースに戻しても半分位にしかならなかったので、新しいマルバネマットを追加して、再度、フワッと入れてケースの8分目までの深さをもたせました。

 

 

転倒防止材とゼリーも新しいのを入れ、ケースを簡易温室に入れて採卵作業終了です。

 

結び

 

3日後また採卵…、この繰り返しになります。

 

ヤエマルは多い場合は、200個以上も産む多産系のクワガタだそうです。

 

こまめに採らないと産ませすぎてしまいキャパオーバーということにもなりかねないので、ここはしっかり3日ごとに採卵していきたいと思います。

 

またたくさん産ませたい方にもこの方法が一番採れるやり方のようです。

 

卵ははじめの20個くらいまでは、溶けてしまうことがあるそうで孵化率が低く、20個以降孵化率が上がるそうです。

 

最終的に幼虫が15から20頭位いたらいいなと思っているので、この採卵法で30個採れるまで頑張りたいと思います。

 

以上、ヤエマルの第一回目の採卵でした。

 

それでは!

 

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