ホペイオオクワガタ(森田プラチナ)の産卵セット20日目の割り出し

ホペイオオクワガタ(森田プラチナ)産卵セット割り出しをしました。

 

主に結果報告です。

 

 

森田ゴールドに続き卵での割り出しに挑戦

 

前回の記事で書きましたが今年は、オオクワを卵から採取して育ててみようと思います。

 

そこまで大型を目指しているわけではないのですが、いろいろ実験しながら身をもってクワガタ飼育のこと学んでいきたいと思います。

 

とはいっても75㎜オーバーのホペイが出せればうれしいです(お父ちゃんも77㎜ですので)。

 

卵で割り出すことに決めた経緯を書いた記事はこちら↓

 

割り出しの実際

 

ケースのふたを開けて見るとこんな感じでした。

 

右側の材はかなりかじられていますが、左側はいまだにマットの中に埋まったままです。

 

 

20日間ですからほぼ3週間の産卵セットで、こんなに材に差が出るのはよほど右側の材が好みだったのでしょうか、それともよほど左側の材が好みじゃなかったのでしょうか。

 

右側の材は、穴をあけたられたところを中心に卵が採れそうです(実際そうでした)。

 

 

 

左側の材は、確かにそこまでかじられていませんでしたが、メスは左側の材の下にいました。

 

これから産卵するところだったのでしょうか(写真撮り忘れました)。

 

割り出し結果

 

全部で20個の卵が採れました。

 

予想通り右の材から17個、左の材からは3個採れました。

 

幼虫になっているものはまだおりませんでした。

 

 

 

 

卵の割り出し、今回国産オオクワとホペイで初めてトライしてみましたが、意外と楽しかったです。

 

産卵痕を見つけるのはそこまで得意というわけではないですが、ここかなと見当をつけたところに卵が見つかるとうれしいですね。

 

卵の数は森田ゴールドが30個に比して森田プラチナが20個なのは、なんの差なのでしょうか。

 

20日間で20個でも十分な数だと思いますが、森田ゴールドのほうがスタートダッシュが早かったのかなとか思います。

 

実際産卵セットに投入する前、ゼリーの食いが良かったのは、ゴールドのメスの方でした。

 

プラチナのメスのほうが、ゼリーの減りは少なかったようにも思います。

 

(しかし実は、オスのほうは逆で、ペアリング後、食欲旺盛だったのはプラチナの方で、ゴールドは、小食気味でした)

 

今回、ゴールドのメスは50㎜、プラチナのメスは46㎜でした。その違いでしょうか、全体的にゴールドの卵のほうが大きいような気がします。

 

メスのサイズの大きさの問題なのか、単にゴールドの卵が孵化間近なのが多いということなのか、ちょっと気になります。

 

ゴールドの卵は、割り出し後もどんどん孵化しており、3日間で6頭の幼虫が誕生しています。

 

採卵割り出しまでの感想

 

今期は割り出しまでに今までになく気を遣い段階を踏んで、ここまで来ましたが、いまのところ、昨年度に比べるとうまくいっているように思います。

 

段階というのは、①ペアリング前の準備期間を設けた②同居ペアリングにしっかり時間をとった③産卵セット投入までにゼリーをしっかり与える期間を設けた、の3段階です。

 

それぞれ記事にしております↓

 

手間暇かけた分、今回は昨年より卵割り出しまではうまくいったと思います。

 

森田ゴールド30個(18日間)、森田プラチナ20個(20日間)はいままでの私の成績の中ではいいほうではないかと思います。

 

嫁に伝えたら、森田ゴールドのおかげじゃないの?!と言われてしまいましたが…

 

結び

 

 

この後の重要なステージが卵の管理と菌糸ビンへの投入です。

 

こちらも随時記事にしていけたらと思います。

 

今期の飼育目標も、なるべく羽化不全なく、平均してオスは75㎜オーバー、メスは45㎜オーバーを目指したいと思います。

 

今期は実現できるかな?

 

それでは!