同居ペアリングをすべく温度管理24度で、生活させていた、国産オオクワガタ(森田ゴールド)とホペイオオクワガタ(森田ホペイ)ですが、10日ほど経ちましたので、いよいよ同居ペアリングに移りたいと思います。
オオクワガタにアゴ縛りは必要なのでしょうか?
同居ペアリングのプラン
前回の記事でも書いたように、10日前から24度の簡易温室に入れて温度管理しております。
同居ペアリングも、それから産卵セットもこの温度帯で管理しようと思います。
森田ゴールドの産みの親、森田紳平氏にも管理温度を尋ねたところ、ブリードルームは24度で管理しているとのこと。
少なくとも森田ゴールド・ホペイとしては24度で適温のようです。
そうでなくても、一般にはオオクワは25度前後が適温のようです。
自室の温度も10日前に比べて上がってきましたが、まだ冷え込むときもあるので、このオオクワたちだけは、24度の温室で管理して、ペアリングに向けて活発になるように準備していたのです。
彼らの状態は、いいペースでゼリーも食べているようですし、まあもういいんじゃないかなと…。
オオクワのペアリング・産卵セット時の適温についての記事はこちら↓
同居ペアリングのプランですが(やっと本題)、期間は1週間、小ケースにてペアを同居させます。
以上。
なのですが、気になっているのが、メス殺し防止のためのアゴ縛りをするかどうかです。
オオクワガタにアゴ縛りは必要か?
いろいろ調べたところでの結論からいうと、国産オオクワガタは滅多にメス殺しはしないが、絶対ではないので、確実にメスを守りたいなら、アゴ縛りをするべき、となりました。
私の経験上でも、メス殺しにあったことはないのですが、不運にもそれに遭遇してしまった人はやはりやらずにはいられなくなるようです。
昨年度もアゴ縛りをせずに、ホペイオオクワガタ2ペア同居ペアリングをさせました。
3日間だけでしたが。
今回は、1週間ですし、せっかく入手した森田ゴールドですので、メスを守る確実な方法とりたいと思い、やっぱりアゴ縛りだなと思っていました。
ダイソーで結束バンドも買って、いよいよアゴ縛りを始めたところ、邪魔が入ってしまいました。
嫁です。
アゴを結束バンドで縛ろうとするのを見て、
「オオクワがかわいそう!ひどい!アゴ縛りはやめて!」と。
「いや、これは必要なことだからやるよ」と私。
しかし私も初めてでなかなかうまく縛ることはできず、すると更に嫁が、「もうやめなよー、かわいそうじゃん!」、とまくし立ててきます。
その時の嫁は、なぜかオオクワにやさしく、また虫活やるには、家族の協力と理解がどうしても必要であり、強くも言えず…
結局アゴ縛りはせずに同居ペアリング1週間することにしました。
神様どうぞ、2頭のメスたちを守り給え_(_^_)_
ペアリングセット作り
産卵セットならぬペアリングセットです。
小ケースにマット(産卵一番)を少量入れます(入れ過ぎるとメスが潜ってペアリングがうまくいかないとか)。
そこに、転倒防止材兼隠れ家として、バークチップを置きます。
最後にゼリーを二つ置いて、出来上がり。オスメス投入。
ゼリーは、1個おくのがいい説と、2個おくのがいい説の2つがあるようです。
1個のほうが、雌雄が出会う可能性が高くなってペアリングがうまくいくとか。
2個のほうが、雌雄がゼリーの取り合いにならずに、けんかせず安全だとか。
私は一応2個置いてみました。
森田ゴールド、ホペイ、2つのペアリングセットが出来たら、再び、簡易温室に入れて、4日間は放置です。
4日後にゼリー交換とし、ついでに彼らの状況も見ておきたいと思います。
ゼリー交換をして3日後には、ペアリング終了、また別々に管理したいと思います。
結び
アゴ縛りはできませんでしたが、昨年度よりもいろいろ飼育の質をあげていければと思います。
4日後に、それぞれのカップルが仲睦まじくいてくれることを願います。
それでは!