モーレンカンプオウゴンオニの♂、7か月かけて羽化してきました!

今期モーレンカンプオウゴンオニ、羽化ラッシュ第一陣が12月、第二陣が1月、最後に残った1頭が遂に羽化してきました。

 

今期では最長の7か月かけて羽化してきた個体なので、サイズが楽しみですが、、、

 

 

菌糸ビン交換時の幼虫体重が14.5gの期待の個体でした

 

今期、CB種親とWD種親の2ラインでブリードしていました。

 

CB種親の子たちは全て800㏄カワラ菌糸ビン2本かえしで、サイズはあまり伸びませんでした。

 

一方のWD種親の子たちは、ほとんどが3本返しで、まあまあのサイズの子たちが羽化してきました。

 

今回羽化してきたのは、CB種親の子ですが、2本目菌糸ビン交換時の幼虫体重が全体の幼虫の中でもっとも重い14.5gで、期待の♂個体となります。

 

 

2021年7月12日、初令幼虫を200㏄カワラ菌糸プリンカップに投入。

 

同年8月12日800㏄菌糸ビンに投入。

 

同年10月15日2本目菌糸ビンに投入。この時の体重が14.5gでした。

 

他の幼虫たちも10月15日に一斉に菌糸ビン交換したのですが、そのほとんどが12月、1月に羽化してきました。

 

この子は12月に入ってもビンの中を動き回っているなとは思ったのですが、他の子たちを見ていたので、すぐに蛹室作るだろうと、放っておいたのですね。

 

そしたら、他の子たちは1月に入った時点で全て蛹になっておりましたが、この子だけは1月に入っても蛹室も作らず幼虫のままで、、。

 

でもきっとすぐに蛹室作るだろうと思っていたら、前蛹になったのは、結局、1月の半ば過ぎでした。

 

幼虫期間がこんなに長引くことをわかっていたら、3本目交換したのになと、悔やまれます。

 

しかしこの子の為だけに、カワラ菌糸ビン1本、注文するのもなあという気持ちもあったのですね。

 

ネットで注文するにしても、ショップに買いに行くにしても1本だけ買うのは送料馬鹿になりませんからね~もったいなくて…

 

そんなこともあって、結局この子、期待していたにも関わらず、2本かえしにしてしまったのです。

 

2月18日羽化、サイズは…

 

サイズは、53㎜でした。

 

 

CB種親の中では、ぶっちぎり大きいのですが(他の子は50㎜に届きませんでした)、WD種親の3本かえしで羽化してきた子たちと比べたら、そこまで大きくはありませんでした。

 

WD種親の♂の大きいのは、54㎜、55㎜がおりました。

 

この55㎜のは、10月15日の菌糸ビン交換で13gだったんですよね。

 

それで12月末羽化で55㎜です。

 

今回の子も12月半ば位に3本目ビン交換してたら、きっともっとサイズ伸びたのにと悔やまれます。

 

結び

 

 

今回のモーレンカンプオウゴンオニクワガタは、私にとっては、初めての本格的な外国産クワガタの飼育で、産卵もレイシ材を使ったり、幼虫飼育にカワラ菌糸ビンを使ったのも初めてでした。

 

ブリードのすべてのステージでいろいろ学び、知ったことがあります。

 

それを活かして、今回羽化してきた子たちをつかって、モーレンカンプオウゴンオニのブリード再チャレンジしたいと思います。

 

目指すは60㎜の♂です!

 

それでは!