モーレンカンプオウゴンオニクワガタのハンドペアリング

モーレンカンプオウゴンオニクワガタのペアリングをしていきます。

 

ハンドペアリングでやっていきます。

 

メリットは、交尾したことを目視できる点ですね。

 

 

 

ハンドペアリングをする理由

 

つわものの産卵セット用品を購入しましたので、モーレンカンプオウゴンオニのペアリングをしていきたいと思います。

 

選択肢として同居ペアリングもあるのですが、今回はハンドペアリングでいきたいと思います。

 

理由は♂♀生体は昨年12月羽化個体なのですが、本当に成熟しているのか不安だからです。

 

購入元のむし社のスタッフには、もう大丈夫ですよ、モーレンカンプは他の大型のオウゴンオニに比べて、成熟が早い方ですから、とアドバイス受けました。

 

しかし後食開始もここ2月に入ってから位とのことですし、本当に成熟しているのか心配です。

 

1週間同居させても、交尾しているかどうかは自信がないというのでは頼りないです。

 

産卵セットに投入して、結局産まなかったとなると、産卵セットももったいないし、何が悪かったのかわからなくなってしまうので、ハンドペアリングで交尾をしっかり目視できる方法がいいと思ったのです。

 

ハンドペアリングにするもう一つの理由は、ペアリング後に、オスがメスを攻撃したり、その反対にメスがオスの足をちょんぎちゃったりとか、いろいろトラブルが起こる可能性があるのも同居ペアリングだからです。

 

オオクワガタのようにメスにやさしいクワガタとわかっていればいいのですが、オウゴンオニは初めてですので、その辺のこともよくわかりません。

 

安全面という観点からもハンドペアリングのほうが望ましいと思いました。

 

むし社のスタッフにはハンドペアリングでもいけると思うけど、警戒心は強いほうなので大変かもともいわれました。

 

ハンドペアリングの実際

 

はじめは、ケースの中で、一緒にさせて様子を見守りました。

 

 

メスの後ろにオスを置いてあげます。

 

どちらも動きは活発なのですが、活発すぎて、全然オスが反応しません。それぞれわが道を行くです。

 

 

15分過ぎても進展しないので、舞台を変えることにして、プリンカップに発泡スチロール板を張り付けて、そこにペアを投入します。

 

 

何回かオスをメスに乗せてみますが、オスになかなか反応が見られません。

 

 

ここでも15分経過して、だんだんこっちもじれてきます。

 

あ~、やっぱり同居ペアリングのほうがいいのかなあ~

 

明るいのがいけないのかしらと思って、今度は、部屋の電気を小さくしました。

 

これで待つこと10分ほど、それでも反応せず。

 

そろそろペアリングを試みてから50分が過ぎ、電気も再びつけて、やっぱりこりゃ同居ペアリングかな、それとも、もう少し期間を置いてから再度ハンドペアリングかなと諦めかけていたころ、やっとオスにスイッチが入りました!

 

 

 

交尾成立です!

 

 

 

交尾時間は、10分弱位だったと思います。

 

結び

 

ハンドペアリングに使った時間ちょうど1時間位。

 

最後の10分で、交尾してくれました。

 

何がきっかけでスイッチが入ったのかはわかりませんが、成功してよかったです。

 

またモーレンカンプオウゴンオニでもハンドペアリングはできることもわかりました。

 

また別々にしてケースに入れて、今夜は二人ともゆっくりと休んでもらいます。

 

 

そして明日は、早速、デジカワラを使った産卵セットにメスを投入していきたいと思います。

 

それでは!