WDモーレンカンプオウゴンオニクワガタでブリードに再チャレンジ!

WDモーレンカンプオウゴンオニを新たに購入しました。

 

こちらの個体で再度ブリードにチャレンジします。

 

 

飼育品モーレンカンプオウゴンオニの問題点

 

今年2月にショップで購入したモーレンカンプオウゴンオニですが、通称デジカワラという菌床産卵セットを3回ほど組みました。

 

 

1回目の産卵セットの割り出しでは、幼虫ゼロ、卵1(→2か月以上経っても孵化しない)。

 

2回目の割り出しでは、幼虫1のみ。こちらはカワラの菌糸プリンカップに入れて一時保存中です。

 

3回目のセットは、メスは取り出しましたが、割り出し予定は、5月に入ってからを予定しています。

 

卵・幼虫がなかなか採れず、苦戦していました。

 

いろいろ相談してみたところ、飼育品のメスの羽化後の管理に問題があったのではないかというご指摘を受けました。

 

 

その説明があまりにもはっきりしていて明解だったので、この飼育品のメスに産卵セットをこれ以上かける気になれなくなってしまいました。

 

しかし、せっかく手を出した初めてのオウゴンオニ、このままほとんど子どもがとれない状態で、終わりにさせたくはありません。

 

そこで相談したショップ、アルティメットミカカブクワで先日入荷してきたばかりのワイルドのモーレンカンプオウゴンオニのペアを購入することにしました。

 

こちらのペアで再度、ブリードに挑戦したいと思います。

 

WDモーレンカンプオウゴンオニのペアリング

 

4月18日にインドネシア便で入荷された個体群の中から、なるべく財布にやさしい小柄のペアを購入しました。

 

♂46㎜ペアで、14,000円也。

 

かなりの数入荷されていたので、その中から、元気で、特にメスは重さのあるものを選んでもらいました。

 

ワイルドで持ち腹だから追い掛けでペアリングしなくても産みますかね、ときくと、オスもいることだし、追い掛けすることでのデメリットは何もないからペアリングはさせたほうが良いとのことでした。

 

一緒にしてあげればきっとすぐに交尾しますよ、とのことでしたので、丸一日しっかりゼリーを食べてもらい、翌日の夜、早速オスをメスと同じ仕切りの中に入れました。

 

すると言われたように数分でペアリングを始めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

産卵セットに投入

 

ペアリング後再度雌雄を離して、更に丸一日ゼリーをたっぷり与えて、購入後4日目、メスをデジカワラの産卵セットに投入しました。

 

 

デジカワラ産卵セットの詳しい記事はこちら↓

 

写真のように穴を掘って突っ込んだものの、実はすぐに出てきてしまいました。

 

翌日には潜っているだろうと思ったら、翌日も地上に出ているのです。

 

あら、おかしいなあ、飼育品のメスは、潜るのはすぐに潜ったのだけどなあと思い、心配になりました。

 

3日経っても、潜っていかないので、心配になり、再度アルティメットミカカブクワさんに相談してみました。

 

アドバイス受けたのは、1つは、穴は、体長以上の深さ掘らなければいけない、ということ。

 

それでもどうしても潜らなければ、そのメスの個体がデジカワラにあわないのかもしれない、その時は、レイシ材を使ってみるしかないとのことでした。

 

確かに穴は、体長位の深さしか掘らなかったので、思い切って、ケースの底近くまで深く掘って、そこにメスを突っ込んでみました。

 

様子を見ていると、しばらく突っ込まれてじっとしていましたが、それからしばらくするとまた出てきてしまいました。

 

うわ~、だめだ、レイシ材じゃなきゃだめなのか、とブルーな気持ちになりながら、投入4日目を迎えました。

 

そしたら今度は私が掘った穴に再度潜りなおしていて、底についていました。

 

ふ~、なんとか潜ってくれたようです。

 

結び

 

きょうは投入後5日目なのですが、一応潜ってはいますが、ちょくちょく地上に出てきたりもしており、なんだかもうようわかりません。

 

とにかくこのまま後5日投入して、その状態を見て、また今後のことは判断したいと思います。

 

メスを取り出してから1か月半後に幼虫で取り出すプランなのですが、メスを取り出したタイミングで割り出しして、卵があるか確認してみようかなとも考えています。

 

ワイルドなので、間違いなく成熟しているはずだし、追い掛けも出来ているのだから、今度は、条件的には産まない理由はないはずなのです。

 

レイシ材は高いし、できればこのデジカワラで、うまく産んでほしいです。

 

引き続き産卵セットの様子を見ながら、メスの動向を注視していきたいと思います。

 

それでは!