孵化後4か月のミヤマクワガタの幼虫をプリンカップからマットボトルに移す

先日、幼虫たちの雌雄判別をしましたので、クリアボトルをそろえ、いよいよ、プリンカップ住まいからマットボトル生活へバージョンアップです。

 

 

 

経緯

 

2020年10月に1か月かけて孵化した幼虫は19頭、250㏄プリンカップで一頭ずつ管理していました。

 

途中、1頭がカップの表面に出てきて☆に。これで18頭。

 

先日、ボトル飼育に移行するために、18個のプリンカップを開けて見たところ、内4頭が☆になり、14頭で孵化後4か月を迎えました。

 

雌雄判別の結果、♂6頭、♀8頭、なかなかバランスよく分かれました。

 

プリンカップは卒業して、いよいよボトル飼育に移行します。

 

準備

 

クリアボトル

 

ミヤマ用に新たにクリアボトルを新調することにしました。

 

他にも飼育用品が必要でしたので、今回は通販ではなく、むし社で購入しました。

 

♂は800㏄クリアボトルに、♀は500㏄クリアに入れていきます。

 

 

むし社の価格は800㏄は200円(税抜)、500㏄は150円(税抜)です。

 

税抜というのが憎いですね。幼虫の頭数購入しました。

 

マット

 

モンスターの完熟ミヤママットを使用します。

 

 

こちらは、昨年末に交換用に 20L(10L*2)購入しておきましたので、それを使います。

 

こちらのマットは産卵セットから使っています。

 

ミヤマの幼虫の飼育は、幼虫の成長度合いによって、マットの質を変えていくと書いてある記事もネット上にはありますが、完熟ミヤママットは、産卵~幼虫飼育まですべてのプロセスで使えるというのが売りです。

 

ミヤマブリード初挑戦ですので、使いやすいなと思って、こちらを今回はずっと続けて使っていきます。

 

水分調整済みですが、多少加水してから使います。

 

 

クリアボトルにマットを詰める

 

初めにクリアボトルにマットを詰めてしまって、それからプリンカップの幼虫を1頭ずつ入れていきます。

 

ボトルにマットを詰める時は、適度に固詰めですが、押し込むプレス器がないので、ドライバーのツカミのところをプレス代わりにして使っています。

 

 

まずは、マット10Lをタライに開けて、800㏄ボトルから詰めていきましたが、800㏄6本分+500㏄1本が詰まる感じですね。

 

がちがちに固めたら、800㏄6本分かな。

 

 

ミヤマ幼虫のお引越し

 

マットボトルの準備ができましたので、プリンカップを1個ずつ開けて、幼虫をボトルに入れていきます。

 

 

マットボトルのえさ交換のタイミングは、4か月おきにしていこうと思います。

 

今回幼虫ボトルに入れたら、次に会えるのは6月になりますので、しっかり見ておこうと思います。

 

幼虫は、長いもので孵化して4か月、短いもので3か月で、大体2令に加齢しています。

 

それではやっていきましょう!

 

♂1頭目

 

マットボトルに入れます。

 

2頭目

 

3頭目

 

4頭目

 

5頭目

 

6頭目

 

♀1頭目 頭が小さいです

 

マットボトルに投入

 

飛んで8頭目

 

 

結び

 

 

マット飼育は、マットの加水とボトルに詰めるのが面倒ですね。

 

ずっと国産オオクワガタを菌糸ビンで飼育していたものとしては、そう感じてしまいます。

 

菌糸ビンも幼虫を掘り出した後、残った菌糸オガを掻き出すのが面倒ですが。

 

これでまた、ミヤマの幼虫飼育もステージが先に進みました。

 

今は常温で、玄関において管理します。

 

次の6月のえさ交換の時には、再び自室の簡易保冷室にて管理しますので、保冷剤地獄が待っています。

 

その時に幼虫大きくなってくれていたら、励みになってきっと保冷剤地獄にも打ち勝てる気がします。

 

それでは!

 

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