マルバネクワガタ2令幼虫をプリンカップからケースに移すときのポイント

250㏄プリンカップで飼育してきたヤエヤママルバネクワガタの幼虫ですが、孵化からおおむね2か月が経ちましたので、小ケースに移行して、本格的に多頭飼育していきたいと思います。

 

 

 

2020年10月採卵数は42個でしたが、11月孵化後、2か月を経て生き残ったのは21頭でした。

 

その内7割がたは2令幼虫へと加齢しておりました。

 

2令幼虫になると安定し、またえさを多く食べ始めますので、ここで小ケースへお引越しです。

 

今回は、21頭ですので、小ケースに5頭ずつ、3ケース+ミニケースの4ケースに入れ替えていきます。

 

マルバネクワガタのライフサイクルについて書いた記事はこちら↓

 

お引越しの際のポイント

 

 

小ケースにマットを入れる

 

まずは、事前に用意したマルバネマットを加水します。

 

水分をしっかりなじませます。

 

 

加水したマットを小ケースにフワッとのせていく感じで入れていきます。

 

マットの湿度を維持するためにもマットは小ケースに9割ぐらい入れたほうがいいです。

 

 

 

いわゆる固詰めすると幼虫が酸欠で窒息してしまいます。

 

フワット入れていって最後に適当に慣らします。

 

幼虫の投入法

 

マットに少し大きめの穴をあけて、そこに幼虫を入れます。

 

 

 

次にその穴を、プリンカップに入っている幼虫の食べかすマットで埋めてフタをします。

 

 

幼虫は食べかすマットを利用して、新しいマットと混ぜて自分のスペースを作りながら大きくなっていきます。

 

コバエ対策

 

最後に新聞紙をふたに挟んで完成です。

 

 

マルバネマットの大敵はコバエです。

 

コバエがわくとマットを全部交換しなくてはならなくなる可能性もでてくるので、必ずコバエ防止の策を講じましょう。

 

これでヤエマル幼虫の飼育環境のバージョンアップ完了です。

 

この状態で6月までは基本放置となります。

 

ただマットの状態はたまにみて、乾燥しているようなら霧吹きが必要です。

 

乾燥のチェックは実際に自分でマットを触ってみたほうがいいです。

 

底の方は湿度が維持されていますが、上の部分は結構乾燥してしまいます。

 

その時は、上の部分だけ取り出して、しっかり加水してから戻すといいのではと思います。

 

霧吹きだけだと、本当に表面だけしか湿らせられないので。

 

マット交換時のポイントはこちら記事でも書きました↓

 

結び

 

 

孵化からプリンカップで飼育するのを第一ステージだとすると、小ケースでの飼育は、第二ステージですね。

 

6月ごろまでには3令幼虫になりますので、それまでは幼虫はケースの外から覗くしかありません。

 

幼虫の姿はたまーにしかお目にかかれませんね。

 

引き続き管理温度は24度です。

 

みんな元気に育っていってくれることを願います。

 

それでは!