ミヤマクワガタの卵がなかなか孵化しない理由

管理している卵22個(実質的には10個位)はいまだ孵化しません。

 

しかしなぜかその卵たちと兄弟であろうミヤマクワガタ幼虫2頭を採取しました。

 

というのも…

 

 

 

経緯

 

ミヤマ二頭目のメスの産卵セットを我慢できなくて割り出してしまいました。

 

話せば長くなりますが、結局2ライン産卵セットを組んだのです。

 

1ライン目は8月初めに産卵セットを組んで、1か月後に22個の卵の割り出しに成功しました。

 

しかし卵管理が悪いのか、いまだ(もうセットを組んでから2か月経ちます)一つも孵化せずです。

 

それで9月に入って我慢できなくなり、もう一頭いたメスで産卵セットを組みました。

 

卵管理に苦手意識のある私は、今度は絶対に幼虫になってから割り出そう、11月に入ったら割り 出そうと固く心に誓っていました。

 

しかし、二頭目のメスは全然潜らなかったし、産んでるかどうかかなり怪しかったのです。

 

その状態で、毎日冷凍ペットボトルを取り換えて、保冷室を維持するのにしびれを切らしてしま いました。

 

産んいるとわかっているなら待てるけど、その可能性がかなり低い状態で11月まで待っているの が、我慢ならなくなってしまったのです。

 

それで10月4日、割り出しを決行しました。

 

産んでないことがわかればそれはそれでせいせいするや、ぐらいの感覚でした。

 

2ライン目の産卵セットに至る経緯はこちらの記事で↓

 

割り出しの予測

 

2ライン目の産卵セットのメスが産んでいれば、まだそのメスを投入してからひと月あまりしかたっていないので、出てくるとしたら卵です。

 

1ライン目の産卵セットで使ったマットをそのまま、二頭目のにも使ったので、1ライン目の産卵セットの取りこぼしの卵かその孵化した幼虫が取れるかもしれないという可能性もあります。

 

もし幼虫がいたらそれは1ライン目のメスの子ども、つまりいま保管している卵22個の兄弟にあたる幼虫になるわけです。

 

割り出し結果からの考察

 

結論からいうと、卵は出てこず、幼虫が2頭取れました。

 

つまり1ライン目の卵がどこかに潜んでいて、孵化してきたということです。

 

私の割り出しはザルだな~とか思いつつ、なんか複雑な気持ちですが、悲願のミヤマ幼虫2頭ゲ ットです。

 

実は、他にもダメ卵もいくつか見つかったので、おそらく1ライン目のメスは2週間の間に30頭近く産んでいたのだと思われます。

 

取れた幼虫は2頭とも孵化したばかりと思われるまだ頭も白い感じの初令幼虫たちでした、ここ1~2日で孵化したようです。

 

つまり短くても1か月半、長く見積もれば2か月近く卵の状態でいたということです。

 

う~ん、こんなに長いこと孵化しないのはどういうこと?

 

人の報告をきいていると大体1か月くらいで孵化しているようなんだけど…

 

思いついたのが、卵管理している保冷室自体が温度が低くなりすぎていたのではないかということです。

 

卵管理してるプリンカップのすぐそばに冷凍ペットボトルを置いていたので、プリンカップのあたりは15度以下くらいだったのかもしれません。

 

温度が低すぎてそれで、なかなか孵化しないのではないか?

 

幼虫2頭がある程度育っていれば、やはり卵管理に何か問題があるのではと思いますが、産卵セットの中にいた卵も最近孵化したのだとすると、管理している孵化しない卵たちもこれから孵化する可能性があるのではないかと思えてきました。

 

そこで簡易保冷室のペットボトルを1本減らし(冷凍ペット2本使っていました)、卵のプリンカップと冷凍ペットボトルを離しておくことに切り替えました。

 

その状態で、今は保冷室の温度は、17度です。

 

結び

 

 

管理している卵は、当初22個ありました。

 

明らかにダメになってしまったものもありますが、まだ10個ほどは、孵化しそうな卵が残っています。

 

今日とれた2頭の幼虫に加え、もし管理している卵からも孵化してくれたらうれしいんだけどなあ。

 

この卵たち、結果的にどうなるかはまだ分かりませんが、もう少し希望を捨てず、孵化するのを待ちたいと思います。

 

そして、既に取れた2頭は大事に育てていきたいと思います。

 

とれた2頭の幼虫は、250㏄のプリンカップでしばらく飼育します。

 

幼虫飼育のプランはこちら↓

 

それでは!

 

※幼虫の写真は撮ったのですが、デジカメからPCに移動させた後で、PCがぶっ壊れまして、写真が少ないです。PCが復旧したら、改めて掲載させていただきます。

 

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