本土ヒラタクワガタ幼虫飼育本格始動 作業の実際

7月2日本土ヒラタクワガタ幼虫飼育用品:菌糸ビン、発酵マット、飼育ボトル等が届けられました。

 

一時保管していた24頭の幼虫をそれぞれの飼育プランに従って飼育環境に移しました。その作業をレポートします。

 

 

 

新たに仕入れた飼育用品

 

菌糸ビン 20本
発酵マット 10L × 2袋
空ボトル800cc(マット用) 10本

 

そしてついに!
菌糸ビン、ボトル用のコンテナ、8個セット買ってしまいました。

 

いよいよ本格的になってきたなあ(-_-;)

ああ、私の部屋が侵食されていく。

 

飼育プランついてはこちらの記事で書いています。↓

 

菌糸ビンに15頭投入

 

24頭のうち15頭は菌糸ビンに投入していきます。

 

菌糸ビンの準備

 

まずは菌糸ビンの準備。ビン上部の菌糸で白くなっている部分と真ん中の幼虫を放り込む穴も白くなっているのでそれをナイフで削っていきます。

 

 

 

はじめに15本全部削ってしまったほうが、後は幼虫をいれるだけですので楽ですね。

 

 

ナイフは私はアーミーナイフを使っています。刃が大きいのも小さいのも入っていて使いやすいですよ。

 

幼虫の投入

 

プリンカップをひっくり返して幼虫を一頭ずつ取り出し、菌糸ビンの穴に放り込みます。

 

 

 

 

今期初めにブリードしたホペイオオクワの菌糸ビン投入ではやらなかったのですが、幼虫が食べていたマットも併せて入れてあげたほうがベターだとアドバイス(※)を受けましたので、今回は幼虫を放り込んだ後、上からマットをかけて埋めてあげました。

 

(※)こちらは材産みのクワガタを菌糸ビンに入れる時のノウハウでした。割り出した産卵木の幼虫のフンや木くずを一緒に入れてあげるのがベターとのことです。それには共生菌が入っていてよりスムーズに菌糸環境に入っていけるようです。

 

 

マットボトルに9頭を投入

 

マットボトルの準備

 

空のボトル800ccを10個購入しましたので、こちらにまず発酵マットを詰めていきます。

 

 

まずマットに加水ですが、「適したマットの水分量はマットを強く握った時にマットから少し水が出てきているように感じる程度」(※)です。

 

 

次にボトルにマットを詰めるのですが、がちがちに固くというよりも、「やや固めに詰める」(※)のがよいようです。

 

 

マットを固めに詰める時用に、ハンドプレスといった道具もあるようですが、私のもっているマイナスドライバーはツカミが太くしっかりしているので、雑菌が入らないようにラップをしてから、それでマット詰めを行いました。

 

 

(※)こちらを参照しました。↓

ヒラタクワガタの大型個体作出方法

 

幼虫の投入

 

要領は菌糸ビンと同じですが、真ん中に穴をあけてあげてそこに幼虫をおいてふたをして終了となります。

 

 

結び

 

プリンカップに入れてた期間は3日ほどでしたが、その間に☆になってしまったものがいないかと、ちょと心配でしたが、全頭無事でほっとしました。

 

菌糸ビンをコンテナに入れてみて、おおー、本物のブリーダーみたいだ!と思いましたが、これにさらにホペイの2ペア目の子どもたちが入るだろうと予想されます。

 

 

6段から7段くらいになると思うと、これの温度管理って大変だなあと早くも前途多難感があり、更に全部は温度管理無理だなあという早くも諦め感もあり、現実はなかなか難しいです。

 

しかーし!大型個体が作出できるようになんとか工夫していきたいと思います。諦めないぞ!

 

それでは!