幼虫体重と成虫サイズで見る本土ヒラタクワガタ♀羽化結果発表

本土ヒラタクワガタメス羽化が出揃いました。

 

全部で7頭、1頭ずつ最終体重と成虫のサイズ見ていきたいと思います。

 

まったく成果がなかったわけではありませんが、次はもっとうまく飼育して40㎜UPの出る確率を上げたいなあと思います。

 

 

 

初めに記録を

 

全て早期羽化(年内羽化)となりました。

 

カッコ内が最終体重で、(?)のものは一本かえし、⑤はマット飼育、それ以外は全部菌糸ビン飼育となります。

 

羽化日
①2020.10.23 39㎜(?)
②2020.11.07 39mm(7g)
③2020.11.28 40mm(9g)
④2020.12.02 39mm(8g)
⑤2020.12.10 38mm(?)(マット)
⑥2020.12.29 38㎜(6g)
⑦2020.12.31 38.5mm(6.5g)

 

①1本返しで、10月23日羽化。

 

6月の半ば頃孵化と見込まれますので、4か月羽化ですね。

 

しかも1本かえし。

 

菌糸ビン交換の時には既にもう蛹室作ってて。

 

早期羽化で、あちゃ~('◇')ゞと思いながら、さぞ小さなメスが羽化してくるのだろうと覚悟しておりました。

 

結果は、39㎜。

 

 

種親は38㎜なので、親超え成功。

 

思っていたよりも大きくてびっくりでした。

 

私はサイズ出すのを目標にしてブリードしたことなかったので、早期羽化ならかなり小さいだろう位の認識しかなかったのですね。

 

ヒラタの、特に♀の場合は、早期羽化でもそこそこのサイズは出てくれるのだと今回きちんと認識しました。

 

目標は40㎜UPでしたので、こんなに早いのでも39㎜なら、この後に出てくる子は、きっと40㎜UP続出するんじゃねえ、という期待が持てました。

 

②最終体重7g

 

一番目に羽化したのは最終体重が分からなかったのですが、②から後は体重データが残っています。

 

最終体重7gで一体どれ位のサイズが羽化してくるのだろうと、ソワソワしながら羽化してくるのを待っていました。

 

7gは3番目の体重でしたので、今後の結果を占う上でもとても大切だと思ったのです。

 

11月7日羽化、39㎜。

 

 

そうか!7gで39㎜でるんだあ。

 

だとすれば、次に羽化を控えている子が体重TOPの9gだったので、次にすごい期待がかかりました。

 

③最終体重9g

 

11月末~12月頭にかけて、ヒラタ♀の羽化ラッシュでした。

 

その中で、体重が一番大きな子が羽化してきました。

 

11月28日羽化 40mm!

 

 

実は①の時にサイズ測定とちってしまって、①は羽化して4-5日でサイズ測って、最初は40㎜だと思ってしまったのですね。

 

しかし羽化して間もなくて時期が早すぎたのでしょう。

 

2週間位して測ってみたら、39㎜だったのです_| ̄|○

 

という①での失敗もありましたので、今度は、慎重に時間をかけて、1週間、10日、2週間と何回もはかり直しましたが、やっぱり40㎜でした!

 

40㎜いったのはうれしかったですが、最大体重の子でも、40㎜ジャストなのかとも思い、じゃあ、後に続く子は、40㎜UPは難しいかなあと思いが行き、40㎜UPというハードルの厳しさを知りました。

 

④最終体重8g

 

最終体重2位の子の羽化がすぐ続きました。

 

12月2日羽化 39mm。

 

2番目の体重だけど、追いつくもしくは逆転することもあるわけだし、どうか逆転ホームラン的な展開になってくださいと期待したわけですが、現実はそんなに甘くはなく、39㎜どまりでした。

 

この子で、40㎜UPでないと、後の子たちはやっぱり難しいようなあという弱腰の気持ちに。

 

⑤唯一のマット飼育の♀

 

今回マット飼育の子に♂が固まってしまって、マット飼育で♀は1頭だけでした(♂はマット飼育で9頭位)。

 

初めてのマット飼育の子の羽化でしたし、こちらも1本かえしの子でしたので、最終体重もわかりません。

 

わからないことが多いということは、期待もできると考えて、興味津々で羽化を待ちました。

 

12月10日羽化 38㎜。

 

今期♀初めての38㎜。親超えならずで、厳しい結果となりました。

②の羽化から1か月遅く羽化してきてくれたから、それはそれで成長してくれているのではとも思っていたのですが、サイズは伸びませんでした。

 

6か月羽化だったのですが残念です。

 

⑥最終体重6g

 

残り2頭となったわけですが、最終体重が大きかったわけではないので、菌糸ビンで6か月半かけて羽化した個体がどれくらいになるのかなということに関心が変わっていきました。

 

さすがに40㎜はもう無理だと思って。

 

12月29日羽化 38mm。

 

10月14日時点での最終体重6gが12月29日羽化で38㎜だとしたら、まあ健闘してくれたのかなという感じですね。

 

もっとちっこいのが出てくるかなとも思っていたので、種親とタイなら、まあまあ順当な結果かなと。

 

⑦最終体重6.5g

 

こちらが今期最後の本土ヒラタクワガタ♀の羽化となりました。

 

大みそかの夜に羽化が始まり、私は格闘技イベントRIZINを見ながら、一方で羽化を見守りました(*´▽`*)

 

12月31日羽化 38.5㎜。

 

 

まあまあ順当な結果でしょう。⑥よりも0.5㎜大きいのがミソですね。

 

結び

 

メスの結果が出揃って見て思うのは、はやり40㎜UPは、なかなか簡単には出ないのだなあということです。

 

39㎜と40㎜との間に壁があるような気がします。

 

たまたま40㎜個体が1頭でたのでラッキーでしたが、やはり今回のやり方では40㎜UP出すのは難しいのでしょう。

 

70㎜UPを目標に掲げたオスの方の結果がまだまだ出揃わないので(多分今回はこの目標達成も難しい)、今期の本土ヒラタ全体の総括はできませんが、とりあえず、メスだけの結果からでも、次期に向けて反省とプランを考えておきたいと思います。

 

それはまた次回記事にできたらと思います。

 

以上、今期本土ヒラタ♀の結果発表でした。

 

それでは!

 

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