常温飼育している本土ヒラタクワガタ幼虫の3本目マット交換・菌糸ビン交換をしました。
常温飼育しているクワガタ幼虫の体重は冬場(11~2月)だと維持か減る傾向にあるようです。
実際に菌糸ビン・マット交換時の体重を測ってみてわかりました。
常温で飼育している本土ヒラタクワガタ4頭の菌糸ビン及びマット交換をします。
常温といっても、マンションの部屋の中ですので、屋外という意味での常温ではありません。
自室ですので、日中私が在室の時は、暖房をつけていて15~18度、深夜から朝方にかけては12~15度で一日内で温度変化があります。
室内でもなるべく温度変化がないところで飼育しておくのがベターのようですが、スペースがとれず、自室での管理となりっています。
2021年1月8日えさ交換の結果
幼虫@マット飼育の3本目ボトル交換時の体重計測
2本目のマットボトルに投入した時点(2020年10月17日)での体重は18gでした。
温室飼育の本土ヒタラクワガタの幼虫は、菌糸ビンでもマット飼育でも多くは、昨年末に羽化してしまいました。
一方常温飼育している本土ヒラタの幼虫の多くがまだ幼虫の状態です。
2本目の交換から2か月半以上経っているので、きっと大きく育っているに違いないと思い込んでいた私は、体重を計測してみてちょっとがっかりしてしまいました。
体重は19gで、前回から1gしかアップしていないのです。
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幼虫@菌糸ビンの3本目交換時の体重計測
1頭目
前回2020年9月26日2本目菌糸ビン交換時の体重は17g。
今回が3本目最後のえさ交換になると思っており、最後のえさ交換はマットに切り替える予定でした。
体重測定の結果は、17.5gでわずか0.5gしか体重が増えていませんでした。
これまたなぜ?!という思いに駆られながら、こちらは予定通り、マットボトルに切り替え投入しました。
SNSのグループに質問を投げかける
この段階でわけがわからなくなって、SNSのグループに質問を投げました。
これにすぐにアドバイスいただきました。
そうか!と合点がいきました。
私は今までも冬場にえさ交換はしていたのですが、体重は測っていませんでした。
だから今期初めて体重を測ってみて驚いたわけですが、上に回答いただいたことで合点がいきました。
常温飼育の場合、幼虫は冬場はえさをあまり食べなくなり、体重的には同じかちょと落ちてしまうのが通常だということです。
また暖かくなる3月頃になると最後の伸びが見込めるということも。
温室飼育の幼虫たちが年末にどんどん羽化していったので、常温も同じ気分で見ていましたが、やはり温室飼育と常温飼育はこれだけ成長の仕方が違ってくるのだと実体験したわけです。
あと菌糸ビン2本残っていましたので、ここでプランをチェンジしました。
常温飼育の菌糸ビン2頭の飼育プランの変更
当初は、この2本も、3本目のタイミングで、マット飼育に切り替えようと思っていました。
成長のピークが3月過ぎにあと一回来るのだとすると、ここは3本目で羽化してくるのを前提としたマット飼育ではなく、3本目も引き続き成長の伸びが見込める菌糸ビンで管理しようと思ったのです。
常温飼育の子たちが羽化してくるのは、4-6月ごろだから、4本目の交換が必要ならその時マット飼育に切り替えようと。
2021年1月10日残りの2頭の結果
2頭とも2020年10月17日に2本目菌糸ビン交換しました。
その時の体重と今回3本目の菌糸ビン交換時の体重です。
・14.5g(2020.10.17)→ 15g(2021.01.10)
・16.5g(2020.10.17)→ 15g(2021.01.10)
1頭目は、0.5gアップし、2頭目は1.5gダウンしました。
しかし今度は、あまりがっくり来ないで現実を受け止めることができました。
次の4本目の交換があれば、その時の体重測定が最終体重だということです。
3月以降きっと盛り返してくれると信じたいです。
結び
今期、温度管理も初めてだし、サイズにこだわって体重計測してみたのも初めてでした。
だからこそ、幼虫の活動の動きがよりわかるようになりました。
失敗やへまも多いですが、今までにない学びもあり、自分なりに飼育目標を立ててみてよかったと思います。
またSNSのグループでの交流の環境があるということはとても貴重だと思いました。
引き続き、彼らの羽化を楽しみにしながら、成長を見守りたいと思います。
それでは!
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