ヒメオオクワガタの産卵セットの改善点(管理温度と湿度)

ヒメオオクワガタ産卵セットを組んでいるのですが、環境設定でいくつかNGなことがわかりましたので改善していきます。

 

管理温度湿度(水分量)です。

 

また魔法のテクニックも教わったので、それも試してみます。

 

 

ヒメオオクワガタの産卵セット時の適温帯

 

前回の記事で、産卵セット(2セット)をチェックしたのですが、どちらも一向に産卵木をかじらないということを報告しました。

 

それを読んでくださったSNSのグループのベテランメンバーから、アドバイスいただきました。

 

ありがとうございます_(_^_)_

 

ヒメオオの産卵時の管理適温帯は18‐20度というご指摘をいただきました。

 

ご自身の経験からはそれより高くても低くても産まなかったとのことです。

 

私なりに、いろいろ調べてみて、産卵セット時管理温度を16‐17度としていたのですが、おお!これは大いなる誤り、と判明しました。

 

私の温度管理は、簡易保冷室で、しかも保冷剤は塩水ペットボトルなのですが、なんとか工夫して、18‐20度で管理できるようにしたいと思います。

 

改善点をご指摘いただけるのは本当にありがたいです。

 

通説的に言われている、ヒメオオは「春産み」、「野外2年目にならないと産まない」、という件に関しても質問させていただきました。

 

ベテランメンバーの回答によると、産卵適温が季節的に春に来るので、そのタイミングで産むのであろうということ、また秋に野外採集したメスが産卵していることも経験しているとのことでした。

 

つまりは、野外に出てきて、交尾しているメスで、産卵適温にかなっていれば産卵するだろうとのご見解です。

 

そうすると、2セット組んでいる内の、富士山産は今年野外1年目のメスではありますが、産卵セットの環境がしっかり組んであれば、この初夏にも産む可能性が大いにあるということです。

 

前回の「産卵木をかじらない」という記事はこちら↓

 

当初の産卵セットの組み方の記事はこちら↓

 

湿度(水分量)のこと

 

水分量についてもご教示いただきました。

 

水分量はやや多めで、とはいってもヒラタとオオクワの中間位とのこと。

 

私はこれも違っていました。とにかく水分量多くということで、マット(産卵一番)をねちゃねちゃになる位まで加水しておりました。

 

こちらの方も、改善したいと思います。

 

ヒラタよりももっと水分多めと思っていたのです。

 

魔法のテクニック

 

ここまで環境を整えてもなお産まない場合には、産卵木の露出部に化学調味料のグルタミン酸ナトリウム(商品名:味の素)を少量ふりかけて再度加湿したら産んだとのことです。

 

 

これはすごい!化学的にはよくわかりませんが、どうも味の素には産卵を誘発させる何かがあるようです。

 

ネットで調べたところ、ヒメオオに限ったことではなく、オオクワガタ等の材産みのクワガタには効き目があると出ていました。

 

結び

 

いろいろヒントをいただいたので、感謝して素直にひとつひとつ実行してみたいと思います。

 

グルタミン酸ナトリウムも使ってみてデメリットはないとおもうので早速試してみたいと思います。

 

 

水分量も再度調節して。

 

教わったことをそのままやったとしても、必ずしもその通りになるとは限らないかもしれませんが、貴重のアドバイスを無駄にしないように改善していきたいと思います。

 

それでは!