ヒメオオクワガタ産卵セットを組みます。

 

初めてのヒメオオ産卵セット、しかも卵を産ませることが難しいと言われるヒメオオですのでうまくいくかわかりませんが、挑戦です。

 

私の今回試みた産卵セット組み方をレポートします。

 

 

産卵セットの組み方

 

0.産卵木の加工

 

ヒメオオの産卵セットを組むの当たって、前準備として用意した産卵木を加工します。

 

産卵木は、むし社で販売している「しでカワラ材」です。

 

(むし社)

 

 

比較的細めのもの(太さ8㎝位)を何本か買っておきました。

 

今回は、これを更に、3分割にします(ノコギリで('◇')ゞ)。

 

 

 

この内2個を使います。産卵セット用のケースがそんなに大きくないので。

 

 

・ヒメオオは細い材でも産む

・ヒメオオは木口部など平面部に産む

 

これを信じて、今回は、このような産卵木を用意しました。

 

そしてこの2個の産卵木を3日間しっかり水没させました。産卵木の湿度MAXです。

 

 

1.産卵セットで必要となるもの

 

ケース :デジケース (中)hr2

マット :産卵一番

ミズゴケ

産卵木 :説明済み

 

 

2.マットを加水し、ケースに2‐3㎝ほど敷く

 

産卵一番は、かなり多めに加水しました。手で触るとねちゃねちゃする位。

 

 

 

・マットも産卵木も湿度はMAX。

・マットは特に固詰めしない。抑える程度。

 

3.マットの上に産卵木を置き、更にその周りをマットで埋める

 

産卵木(太さ8㎝ x 高さ5cm 大)は、樹皮を半分位剥ぐ。

 

 

ケース内のマットの上に置く。

 

 

 

その周りを更にしっかり加水した産卵一番で木口部が顔出すくらいまで埋める。

 

 

 

4.その上にしっかり加水したミズゴケを全体が隠れるくらいまで載せる。

 

 

既に加水済みであるが、更に加水する。湿度MAX。

 

 

 

表面をミズゴケで覆う。

 

 

あくまでも産卵木も含めてケース内の湿度をMAXにする。

 

 

これで基本的には完成です!

 

5.ゼリーを入れて、メスを投入

 

 

福島県産ヒメオオクワガタ♀を投入!

 

 

なくてもいいとは思いますが、ポイントで足場(バーク)を一個置いてみました。

 

6.ケースのフタの空気穴を不織布シートで覆い、コバエが入らないようにする

 

 

 

管理温度は、18度以下、できれば16‐17度位。

 

我が家は既に玄関でも19度位になってきたので、簡易保冷室に入れることに。

 

 

結び

 

私が調べたりきいたりした限りで、思いつく産卵セットを作ってみました。

 

産んでくれるかわかりませんが、様子を見守りたいと思います。

 

メスの投入期間は、3週間とし、その後メスは取り出して、1か月半後に割り出しにしようと思います。

 

<今後の予定>

2021年

3月21日 産卵セットへの投入

4月11日 ♀の取り出し

5月23日 割り出し

 

あ~、これからまた保冷剤地獄が始まります。

 

でも楽しみです。

 

がんばるぞ~

 

それでは!

 

追記.20210504