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8月5日東京新宿、最高気温15時34度+アスファルト&鉄筋コンクリート地獄、そして熱帯夜。
いよいよ、猛暑がやってきました。
我が家のクワガタ飼育の暑さ対策について語ります。
クワガタにも暑さ対策が必要な理由
国産のクワガタとカブトムシの適温の上限は28度まで、それ以上を超えてくるとむしも暑さにやられて弱ってきます。
私の住むこの新宿という街、アスファルト・鉄筋コンクリートに熱がこもっていて、夜になっても寝苦しい熱帯夜になります。
人間はクーラーなしにはやっていられないけれど、それはクワガタ・カブトたちも同じです。
暑すぎると寿命が縮んだり、幼虫飼育であれば、菌糸もすぐ劣化するし、そもそも幼虫も弱ってしまいます。
長年新宿で暮らしてきて、オオクワガタを十数年に渡り飼育してきました。
それもあまり温度管理をせずほとんど常温で飼育してきて。
オオクワガタは成虫も幼虫もそのせいで☆になったという記憶はありません。
しかし温度管理をしなかったせいで、私自身の気づかぬうちに弱らせてしまっていたんだと思います。
反省します( ;∀;)
私のクワガタたちの暑さ対策
改めて現在の飼育種とその適温又は上限を見ていきたいと思います。
ホペイオオクワガタ 2ペア 温度:~28度
本土ヒラタクワガタ 1ペア 温度:~28度
ミヤマクワガタ 2ペア 温度:20~25度
国産カブト 1頭 温度:~28度
ヤエヤママルバネクワガタ幼虫 5頭 温度:23度~25度
ホペイオオクワ幼虫 30頭 温度:~28度
ヒラタクワガタ幼虫 24頭 温度:~28度
上記の内の以下は既に全て発砲スチロールボックス+保冷剤による簡易保冷室にての温度管理下にあります。
ミヤマクワガタ ♂2♀1 管理温度:23度
ミヤマクワガタ産卵セット ♀1 管理温度:20度
ヤエヤママルバネクワガタ幼虫 管理温度:23度
簡易保冷室について書いた記事はこちら↓
さらに上の3種は既に1日中クーラー(25度前後)をかけている私の部屋で、保管しております。
ホペイ、ヒラタの幼虫も自室で飼っていますので、25度前後で守られています。
ホペイとヒラタの成虫たちだけを玄関においていたのですが、今日その子たちも私の部屋に入れました。
玄関は梅雨が明けるころまでは、私の部屋よりも涼しかったのです。
このマンションも鉄筋コンクリートですので、ある一定以上まで気温があがると、今度はマンション全体・建物全体が熱を持ってしまって、むしろ夜になっても外よりもマンション内のほうが温度が高くなってしまいます。
今日玄関を出入りしてみて、既に玄関が外気と同じくらいの熱を持ち始めているのを感じて、それで自室に入れたのです。
これで、私の飼育しているむしたちすべてが温度管理下にあることになります。
そしてこの1か月がまさしく暑さ対策の正念場だろうと思います。
結び
いまのところ、簡易保冷室はきちんと機能してくれていています。
ミヤマの産卵セットは、ボックス内20度で管理しおりますが、産卵してくれていることを祈ります。
保冷室の管理とミヤマクワガタの産卵セットについての記事はこちら↓
割り出すのには、まだ後2週間位は時間が必要です。
成虫のミヤマに関しては、なんとしても23度を維持して、9月半ば位までは生きていてもらいたいです。
ヤエヤママルバネ幼虫も南西諸島のクワガタですが、過度の温度上昇には耐えられないようなので(こちらは特に冬場の温度管理(保温室)が正念場ですが)、☆にさせないようにしっかり温度管理していきたいと思います。
いずれにしてもこの日のために準備していた温度管理・簡易保冷室の真価が問われます。
それでは!