福島県産ヒメオオクワガタの持ち腹と思われるメスを産卵セットに入れてから3週間たちました。一旦ここで、メス及び産卵木も取り出して、産卵してそうか産卵木をチェックしてみようと思います。
ヒメオオクワガタの産卵セット
ここで、産卵木を取り出してみて、明らかに産卵痕が見えたら、メスは取り出し、産卵セットだけで1か月ほど保管して、その後に割り出しというプランです。
さて、難産種と言われるヒメオオクワの産卵の神様は、微笑んでくれるのか?!
私の組んだ産卵セットの内容はこちらの記事からどうぞ↓
産卵セットを暴く
産卵セットのケースのふたを開けると、メスは表面に出てきていて、ゼリーを食しておりました。
メス、ゼリーを取り出し、上にかぶせてあったミズゴケを除けるとこんな感じ。
向かって左側のは、材とマットの間に潜った穴が開いているので、地中でかじっているかもしれない。
まずは、地表に現れている木口部をじっくり見てみました。まずは左。
続いて右。
うーん。しっかり見てみましたが、産卵痕らしきものは見つからないですね。
今度は、二つの産卵木を引き抜いて、地中側の木口部を見てみました。
左側の材。
う~ん、きれいだー
右側の材。右側の材には、メスはほとんど触れてないようで、引っこ抜くとマットも一緒にくっついてきました。
一応、マットを除けてみてみますが、どうみてもかじっていないようです_| ̄|○
結果
産卵セットに3週間入れてみましたが、チェックした結果、現時点では、産卵している様子は見受けられませんでした。
産卵していそうなら、そのままメスを取り出そうかと思ったのですが、まったく産卵していないようなので、産卵セットはもとに戻し、メスも再び産卵セットに投入することにしました。
地表に乾燥防止のためにミズゴケを敷いていたのですが、それをやめてみます。
木口部は露出した状態にします。
その代わり、1日朝晩2回産卵木とできればメスにも霧吹きしてあげようと思います。
観察下ではオスのモーションに対して、メスは執拗に交尾を拒んでいました。
イチかバチかで、産卵セットにオスも入れてみようと思います。
うまくメイトガードが確認できたら、すぐにオスは取り出す。
そうでなくとも3日ほど入れてみて、やはりオスは取り出そうと思います。
次回はまた3週間後に産卵セットのチェックをしたいと思います。
結び
難産種と言われるヒメオオクワガタですからね、そう簡単には産んでくれませんね。
湿度や温度は、相当気をつかって維持しているのですが…
野外2年目の♀のはずなので、産むとしたらこの4-6月位が適当だと思うのですが。
粘り強く、見ていきたいと思います。
それでは!