ミヤマクワガタの幼虫、孵化後3か月チェック

ミヤマクワガタ幼虫ですが、早く孵化した子は、プリンカップに移してから既に3か月が経ちました。

 

生存確認を兼ねた幼虫のチェックをしていこうと思います。

 

♂♀判別はできるのでしょうか?

 

 

 

孵化の記録

 

産卵セットから卵を採取して、ずっと卵管理をしておりました。

 

孵化までにはかなりの時間がかかり、早い子で1か月半、長い子は2か月半かかりました。

 

最後の孵化までの長い道のりをつづった記事はこちら↓

 

孵化した幼虫は250㏄プリンカップに入れて飼育・管理しております。

 

孵化の日の記録をずっとつけていたので、早い子では、既に孵化から3か月たっていることが分かります。

 

孵化の記録(250㏄カップに投入)
全18頭(1頭は☆に)
2020.10.04 2頭
2020.10.09 1頭
2020.10.10 1頭
2020.10.12 1頭
2020.10.14 2頭
2020.10.15 1頭
2020.10.16 3頭
2020.10.17 2頭
2020.10.18 1頭
2020.10.19 1頭
2020.10.21 1頭
2020.11.02 1頭
2020.11.04 1頭

 

オオクワガタだと、孵化後三か月だと結構大きくなります。

 

ミヤマクワガタもだいぶ大きくなっているのではないかという期待のもとに、今回もっとも孵化が早かった10月4日孵化の幼虫2頭の生体確認をしていきます。

 

1頭目

 

プリンカップをひっくり返して、固まっているマットを触ってみます。

 

 

湿度は保たれているようです。

 

ひっくり返しただけでは幼虫は出てきませんでしたので、さらに割っていくことにします。

 

幼虫、いました!

 

 

まだまだ小さいですね。

 

初齢後期か、2齢初期位でしょうか。

 

ミヤマクワガタの幼虫、卵も孵化するの遅かったけど、幼虫も成長するの遅いのですね。

 

産卵セットから卵、そして幼虫まで、私のできる限り簡易保冷室で冷やしに冷やしまくっていたので(大体16~17度)、成長がゆっくりなのでしょうか。

 

12月に入ってからは家の中で一番涼しい玄関(今の気温は12度~15度)に置いています。

 

夏場は保冷室に入れますが、ミヤマはこのまま冬場常温夏場保冷室でやっていこうと思います。

 

2年1化覚悟でいきます。

 

スペースがあれば、保温室に入れたいですが、現状はとても無理です。

 

2頭目

 

こちらもプリンカップをひっくり返してみました、幼虫は出てきませんので、割っていくことに。

 

いました!

 

 

あら、これは先ほどのより更にちっちゃいです。

 

同じ孵化時期で、これだけ差があるということは、恐らく1頭目は♂、2頭目は♀ということでしょうか。

 

それとも2頭目はこれから2令になるのでしょうか?それにしても体が小さいので恐らく♀なのだと思います。

 

3か月にして、この成長度合い、ずっと低温で管理しているせいもあるかもしれませんが、本当にゆっくりなんですね。

 

孵化後3か月のものは幼虫の状態を見て、容器を大きくしようかと思いましたが、後1か月は現状のまま250㏄プリンカップでよさそうです。

 

2月に入ってからマット交換と容器のサイズ変更はしようと思います。

 

今後のプラン

 

以前プランを立てたときは、250㏄のプリンカップに入れてから、2か月で雌雄判別して、♂は800㏄、♀は500㏄のクリアボトルに入れようと考えていました。

 

昨年9月に立てた幼虫飼育プランの記事はこちら↓

 

しかし実際の幼虫を見てみると、思ったより幼虫の成長はゆっくりです。

 

2月に入ってから、雌雄判別して、♂だと判別できるものは800㏄ボトルに、メスに関しては、400~450㏄位のプリンカップで飼育していこうと思います。

 

結び

 

ミヤマクワガタのブリードは初めてですので、いろいろ手探りです。

 

せっかく低温でやってきたのだから、成長は遅くともこのまま低温管理で行きたいと思います。

 

2年1化のほうが、大型の個体がうまれるというので、それを楽しみやっていきたいと思います。

 

卵から初齢幼虫期の温度帯で♂の大あごの型が決まるという説があります。

 

親はバリバリのフジ型ですが、このまま低温で飼ってみて、エゾ型か基本型で羽化させられたらうれしいなあ。

 

それでは!

 

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