ヒメオオクワガタの産卵セットについて調べていました。
調べながら考えたり、思ったりしたことを書きます。
ヒメオオクワガタの低温傾向
12月7日にむし社にて購入した静岡県富士山産ヒメオオクワガタペア。
現在は我が家の玄関に置かれております。
一番涼しいのですね。
現在14度~15度位ですね。
環境は購入した時のケースそのままです。
クリアスライダーのSサイズに仕切りを入れて、♂♀入っています。
広葉樹マットというのを底に3cmほど敷いてあり、その上に水分をしっかり吸わせたミズゴケを上までもってあります。
これで後は越冬してもらおうという予定です。
このペア生体は今年10月に産地で材割採集された個体です。
まだ休眠中だろう、このままゆっくり春まで眠らせてあげようと。
が、国産の越冬するクワガタも15度位だとまだえさを食べることもあるとのことでしたので一応ゼリーもおいてみました。
すると、メスちゃんが爆食いしているではありませんか。
ゼリーあげて4日目位ですが、連日、ずっとゼリーに顔を突っ込んでいます。
しばらくいなくなったかなと思ったら、数時間後にはまたゼリーを爆食いしております。
お腹空いてたのでしょうねえ。
玄関の温度は14-15度ですが、意に介せずといった感じで、メスちゃん黙々と食事しております。
ほほー、さすがは2000㎜級の高山地帯に住む、低温種で名高いヒメオオクワガタだなあと納得しました。
14-15度でも普通に食事できること、ヒメオオが我が家に来て最初のヒメオオ体験でした。
この先、まだもっと玄関も温度下がると思うので、それも見ながら彼女の動向に注目したいと思います。
ちなみに、オスは爆睡しております(ミズゴケの中にもぐったままです)。
ヒメオオクワガタの産卵セットについて調べる方法
3つの方法を念頭に置いております。
一つは、昆虫ショップに尋ねること。
私は主に購入元のむし社になります。
二つ目は、ネットで「ヒメオオクワガタ 産卵セット」でググること。
最後は、SNSでクワガタのグループに参加しているので、そこでヒメオオクワ累代経験者の方にきいてみたり、投稿を検索したりすること、です。
二つ目の方法、ググって調べてみた感想をちょっと書きます。
情報量は、やはり一番多いんじゃないかと思います。
私のようにブログにヒメオオの累代記録を挙げている方もいます。
しかし私もそうなるかもしれませんが、ヒメオオ挑戦を数年にわたって続けて、結局実らず静かにフェードアウトしてしまうというような…
参考にはなりますし、これから挑戦しようと思っているものにとっては面白いです。
ただ、これぞ決定版というのはなかなか見当たらないですね。
こんなブログ記事も↓
私のようにむし社で購入して、むし社のアドバイスで産卵セット作っても、やっぱりうまくいかないという実例も出てきました。
昆虫系ユーチューブでは思いのほかヒメオオの動画は少ないですが、その中でもたえたそチャンネルが頑張っております。
「ヒメオオクワの産卵法が確立した!」なんて強気な動画も投稿しており、ヒメオオ関連の動画は何本も上げています。
たえたそチャンネル、2019年は7頭、2020年はまだ全貌は明らかになっていませんが、今のところ3頭割り出しに成功したみたいです。
ヒメオオ、そもそもが少産の種と言うひともいますが、たえたそちゃん、まるっきりマネしてもうまくいくかどうか、う~んという感じもします。
ただひとつこのチャンネルでヒントもらったのは、割り出し動画をよく見ると材の木口によく産んでいるようなのです。
太さや何の材か、というよりも(だけでなく)、材に産み付ける部位(平面部)に好みがありそうな気がします。
だから、産卵セットを組むときは、15-20cm位の長さの材を半分か3分割位に輪切りにして、木口を多く露出させてセットしてみようかなあ、とひそかにもくろんでいます。
結び
ヒメオオやる人は、このクワガタ攻略してやるみたいな野心をもって挑戦する方が多いようです。
国産種にして、いまだに産卵法が確立していないと言われているので、当然だし、私もなんかうまい方法があるのではと思うし、それが見つけられたらなあとおもいます(#^.^#)
まあ、それが叶わなくても、男の子の夢とロマンをもって、引き続き、調べて準備していきたいと思います。
次回はむし社で教えてもらったことを書きたいと思います。
それでは!