ヒメオオクワガタの繁殖について昆虫ショップにきく

ヒメオオクワガタ繁殖法について調べています。

 

今回は、ヒメオオクワガタ購入元の昆虫ショップの老舗むし社からの情報、あと私の所属しているSNSのグループで見聞きしたことを交えて書きたいと思います。

 

 

 

むし社で購入する際スタッフさんから聞いたことは、

 

この生体(購入したヒメオオペア)は、今年10月に材割採集された新成虫なので、産卵セットを、来年初夏に組んでも、恐らく産まないだろう、産むとしたら再来年じゃないか。

 

ということでした。

 

来年暖かくなれば活動はするし、普通にゼリーも食べるが、メスが生殖的に成熟するのは、さらに越冬させた再来年だろうというのです。

 

メスにとってのベストの時期は、野外に出てから2年目ということですね。

 

そうなのか~、先は長いなあと思いました。

 

それをきいてちょっと買おうかどうか迷ったのですが、ここで出会えたのも何かの縁だと思って、思い切って購入しました。

 

繁殖には挑戦したいけれど、再来年とはちと先が長い。

 

でもまあ産卵セット組むのは、私の自由だから、組むだけ組んで、産まなかったら再来年またやればいいやといまは思っています。

 

産卵セットについては、購入時はまだ詳しくききませんでしたが、ネットで調べていたら、むし社でアドバイスを受けて、産卵セットを組んだ記事を載せているブログを見つけました。

 

ヒメオオクワガタ産卵セット!

 

むし社さんがアドバイスするであろうことは、これを読むと大体わかります。

 

その中で書かれていることですが、必ずしもそうではないということがSNSのグループの聞き取りで分かってきました。

 

1.「産ませるのは春〜初夏である事」

 

いわゆるヒメオオクワガタは「春産み」だという説ですが、これは前回の記事で書いたたえたそチャンネルでも言っていることです。

 

絶対ではないと言ことが、他のネットの記事や聞き取りでわかってきました。

 

秋でも産んだとも、また冬(12月)でも産んだともききました。

 

これは春産みで失敗したとしても、リベンジで、秋産みや、環境さえあれば、冬に挑戦してもオッケーということになります。

 

現に12月の初めに購入したヒメオオのメスは、14-15度の玄関で平然とゼリーを爆食いしているのです。

 

2.「23度以下を保つ事」

 

これもむし社からの情報なのかわかりませんが、ミヤマクワガタは私は今年経験しましたが、ミヤマでも産卵セットは20度前後(19-21度)が適温だと言われています。

 

私は17‐18度で産卵セット組んで、20頭以上の採卵に成功しました。

 

おそらく、ヒメオオも、最高でも20度以下、他のネットからの情報も見ると、16度~18度位の温度設定が必要なんだろうと想像します。

 

私が産卵セット組む時は16度設定でいこうと思います。

 

3. 「水苔などで湿潤な環境を作ること」

 

これは成功している人は大方同じ意見のように思いました。

 

マットの加水に加え、材にもしっかり加水すること、そしてミズゴケのような更に湿度を増すような工夫をすることは、ヒメオオの自然下での産卵の環境に近づけることでもあり、大いに取り入れてみようと思います。

 

ヒメオオは「マット産み」ではなく、完全なる「材産み」のようですので、マットはあまりこだわらなくてもよさそうです。

 

結び

 

材に関しては、まずは、むし社おすすめのシデカワラ材を使ってみたいと思います。

 

前回の記事で書いたように少し工夫して、セットしたいと思います。

 

私の調べた限りでのヒメオオクワ産卵のプランは大体見えてきました。

 

後は、これを実行できるように具体的な環境の準備を春までにしていこうと思います。

 

いろいろヒメオオのことを調べつつ、産卵セットのイメージしていたら、どんどんヒメオオへの恋心が前のめりになってしまって…

 

それでは!