驚愕の飼育レコード2020、オオクワガタ、本土ヒラタクワガタ

ビークワ77号では2020年度クワガタ飼育レコードコンテストの結果が発表されました。

 

私が興味があるのはオオクワガタ本土ヒラタクワガタですが、両方とも驚異的なレコード更新となっております。

 

 

私自身は飼育レコードを目指そうなどとは毛頭考えておりませんが、今年は自分なりに飼育目標を掲げて、飼育に取り組んでいますので、飼育レコードは気になりました。

 

たまたま私が今年飼育している、したことのあるオオクワガタと本土ヒラタクワガタの飼育レコードは更新されたようなので、その数字を見ていきたいと思います。

 

オオクワガタ 飼育レコード 92.7mm

 

去年に続いて今年も飼育レコード更新となったようです。

 

オオクワ飼育レコードの更新は留まるところを知らないようですね。

 

私は実際のところ、80㎜UPのオオクワガタも手に取っては見たことがありません。

 

ショップ(大体むし社ね)に行けば見れるのですが、いつもケースの外からのぞいているだけ、しっかりと見たことはないのです。

 

ショップの方に許可もらえば、ケースを開けて見ることできると思うのですが、80㎜UPに関しては、値段も3万円位するし、それでビビッて声をかけるの気が引けてしまうのですね。

 

メスも50㎜UPの生体はしっかり見たことがありません。

 

飼育レコードはさらに進化し、92.7mmまでいっていることだし、そろそろ80mmUP、50mmUPのオオクワガタを拝ませてもらおうかな、今度行ったらお願いしてみようかなと思います。

 

私は国産オオクワガタは現在飼っておらず、ホペイオオクワガタをブリードしております。

 

ホペイの飼育レコードを見ると、83.3mmだそうです。

 

国産オオクワガタに比べるとありえそうなサイズですね。

 

今年、ホペイは2ラインブリードしていて、その内の1ラインの種親のサイズは♂77.5㎜ですのでかなり大きいので(ヤフオクで購入)、親越えするのもちょっと大変そうです。

 

 

目標は平均して75㎜UPを出せたらなあという感じです。

 

しかし国産オオクワにしてもホペイにしても、今まで74mmまでが最大(※)でしたので、70㎜後半が出てくれれば御の字ですかね。

 

(※)これまでの飼育法を改善すべく、温度管理と菌糸ボトルのサイズを大きくする試みを行っております。

 

後はスタイルのいい美形個体が出てくれれば、そんなにサイズにはこだわらないというのが私のスタンスです。

 

本土ヒラタクワガタ 飼育レコード 90㎜

 

これは数字をみて、のけぞりました。

 

ええー!そんなに大きいの!

 

まさにオオクワに追いつけ、追い越せですね。

 

私は知らなかったのですが、「あかがね血統」という本土ヒラタの血統があって、これが大きい個体をだすのですね。

 

愛媛県新居浜市産にルーツをもつ本土ヒラタだそうです。

 

飼育レコードを取った個体の原寸大写真もビークワにのっていますが、横も縦もボリュームがあり、本当に絵にかいたような本土ヒラタで文句のつけようもないカッコいい個体でした。

 

私は現在九州産(宮崎県産)本土ヒラタのブリードをしていて、種親は♂68mm、♀38mmですが、まずは、オスは70mmUP、メスは40mmUPを目指して飼育しております。

 

 

一般的にはこのサイズを超えてくると超大型個体になってくるのではと思います。

 

90㎜というのは、超が3つ付く位の超大型ですよね。

 

あかがね血統の80mmUPの本土ヒラタクワガタというのも機会があれば拝ませてもらいたいものです。

 

結び

 

飼育レコードは雲の上の存在ですが、ここまでのサイズが人間の手によって作出されているのかと思うと、驚きと共にちょと複雑の気持ちもあります。

 

人工的に生体のサイズを大きくするというのは、やっている本人は楽しそうですが、賛否があるところじゃないでしょうか。

 

自然に抗っているような感じがするのは私だけかしら。

 

でも超大型個体、虫好きにとってはロマンですよね~

 

これからも他の方の飼育も自分の飼育同様に関心をもっていけたらと思います。

 

それでは!