2020年飼育種を振り返る①-ヤエヤママルバネクワガタ

4月20日にヤフオクで、ヤエヤママルバネクワガタ2令幼虫5頭をヤフオクにて購入。

 

そのちょうど半年後10月20日にはヤエヤママルバネクワガタ成虫ペアを同じくヤフオクにて購入しました。

 

彼らは2020年12月末の今どうしているのでしょうか?

 

彼らの今をレポートします。

 

 

 

4月20日購入したヤエマル幼虫5頭

 

現在5頭とも無事に3令後期幼虫となっております。

 

 

11月末までは、5頭多頭飼育でやっておりましたが、もっと観察しやすくしたいという飼育者(私)の欲望により、12月に入って、マット補充のタイミングで、1400㏄クリアボトルによる単独飼育に切り替えました。

 

その際の体重計測では大きい順に、

 

19g,16,5g,15g,15g,11g、となっております。

 

オスなら60㎜UP、メスなら50㎜UPを目指したいところですが、どうかな???

 

 

この子たちを飼育するにあたって、温度管理、23-24度を維持することを至上命題としてやってきました。

 

自室クーラーつけっぱなしで、25度を維持できていたのですね。

 

しかしそれでもまだ暑いのじゃないかと思って、ミヤマクワガタと同じ簡易保冷室に入れ、夏場の飼育温度は、20度前後になってしまったかと思います。

 

冷やしすぎじゃないかしら(;^_^A

 

保冷室入れるまでもなかったなーと。

 

25度で飼育していれば、夏場にもっともりもり食べて、もっと大きく成長していたのではと思ってしまいます。

 

10月以降は、常温飼育、11月からは、簡易保温室にて24度で管理しております。

 

 

飼育下だと、年内に繭玉作り始める子もいるみたいですが、我が家の幼虫チャンは、私が夏場冷やし過ぎたためか、12月初旬の段階でふつ~に幼虫やってました。

 

幼虫のままでいいから、もう少し大きくなってから繭玉になってほしいものです。

 

12月に入ってすぐに単独飼育に変えましたが、ヤエマル幼虫ちゃん、そんなに側面に沿って動く習性があるわけでもないみたいで、せっかく単独飼育・クリアボトルにしたけど、あんまり姿見せてくれません。

 

この分じゃ、いつ頃繭玉になったのかもわからないかもしれません。

 

予定では2月~5月頃に繭玉になり、8月には繭玉取り出しとなります。

 

順調にいけば、晩秋あたりに羽化してくるはずです。

 

いずれにせよ12月が最後のマット補充であり、次にボトルのふたを開けるのは、8月の繭玉取り出しの時となります。

 

3月位~7月末までは完全に放置になる感じですね。
(それまではクリアボトルちらちら見ます)

 

8月には5頭揃って繭玉でお目にかかれるのを楽しみにしつつ、彼らの時が熟すのを待ちたいと思います。

 

10月20日に購入したヤエマル成虫ペアとその子どもたち

 

幼虫飼育と並行して、成虫も見たい、ブリードにも挑戦したいの思いがつのり、ついにヤフオクにて、成虫ペアを落札してしまいました。

 

 

 

♂56㎜♀44㎜の標準的なサイズのペアでしたが、落札価格は、10500円でした。

 

たしか4000円で始まって、この金額にまでなったかと思います。

 

10月20日というと野外では、ちょうど活動期のタイミングですが、ヤフオクで成虫が出回るピークは、8月後半~10月中ば頃で、ヤフオクで入手するにはぎりぎりのところでの決断となりました。

 

過去に二度ほど、成虫ペアを入手したことがありましたが、無知が原因で、あまり長い付き合いにならず、すぐ☆にさせてしまっていました。

 

久しぶりのヤエマル成虫との再会はとてもうれしく、生体はとても魅力的でした。

 

即ブリ可の生体でしたので、我が家にきて翌日にはハンドペアリング、そして3日後には産卵セットにメスを投入しました。

 

 

産卵セットと採卵は、非常にスムーズにいって、卵自体は42個採れました。

 

マルバネクワガタ3日採卵法の記事はこちら↓

 

ただ初期の卵は溶けやすく、確実に孵化が確認できたのは16頭のみでした。

 

またヤエマルは初令幼虫も落ちやすく、孵化してもちゃんとマットの中に食い入ってくれないと安心できません。

 

 

初令幼虫としては20頭~25頭位が根付いてくれてればいいなあと思うのですが…(あくまで予想です)。

 

その幼虫たちは、今250㏄プリンカップ8個で1カップ3~4頭位で保管しておりますが、無事なのかは全部は把握できてないので、はっきりとした数が分からない中での保管となります。

 

初令幼虫たちが作った環境を壊しかねないので、下手にプリンカップをひっくり返すことができないのです。

 

簡易保温室で24度管理で保管しております。

 

ヤエマル幼虫たちの頭数を把握できるのは、来年2月に入ってからと思います。

 

そのころになると、早ければ2令、遅くとも初令後期にはなっているはずですので、マット替えも兼ねて、プリンカップひっくり返しますので。

 

保管してある幼虫たちは今の状態で2月までは基本放置となります。

 

まあたまにちらちら見ますけどね。

 

幼虫が何頭いるかは2月までのお楽しみです。

 

成虫ペアの2頭ですが、メスは11月30日に、オスは12月6日にお亡くなりになりました。

 

自力ハッチして出てきたのが10月の頭とのことでしたので、ちょうど2か月活動したことになります。

 

ヤエマルの寿命は大体2か月とのことですので、本当に平均的に活動して☆になったのですね。

 

結び

 

今年4月にクワ活再開した最初の生体がヤエヤママルバネクワガタでした。

 

成虫ペアも購入したことで、1年を通してヤエマル飼育に携わることができました。

 

来年は5頭が羽化、そのブリード(ヤエマルはしばらく累代飼育続けたいと思っています)、そして若い幼虫たちは、1年後には3令後期幼虫となっている予定です。

 

来年も引き続き、ヤエマル飼育楽しめそうです。

 

ヤエマルちゃん、うちに来てくれてありがとうね。

 

来年もよろしくね。

 

それでは!

 

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