クワガタ・カブトの飼育では、霧吹きで生体やマットに水分を与えたり、幼虫飼育でマットに加水したりしますが、その時の水は水道水をそのまま使っていいのでしょうか?
だんだん不安になってきたので、自分の経験も踏まえて、調べきいたことをまとめました。
水道水でも大丈夫、カルキ抜きすればベター
私自身は、都会にずっと住んでいて、今まで水道水をそのまま使ってきましたし、現時点でもそうです。
それで飼育上困った結果になったことはありません(気づいてないだけかもしれませんが)。
ですが周知のごとく水道水には消毒のために塩素が含まれており、それが、生体や幼虫飼育のマットにダメージを与えてしまうことも理論的には考えられます。
ですので教科書通りでいえば、やはり水道水をそのまま使うべきではないということでしょう。
ネットで調べてみると、水道水で問題ないよ、とも、水道水を使う場合はカルキ(塩素)抜きをやりましょう、とも出てきます。
水道水をそのまま使ったことで、成虫又は幼虫を☆に至らしめたという記事は見当たりませんし、成虫の寿命を縮めたり、幼虫の成長を損なうということも基本的にはなさそうです。
ただ少しでも大きく育てたい、ギネスを狙いたいブリーダーの方や、最大限の安心安全を確保したいというクワガタ愛の方は、カルキ抜きしたほうがより万全を期すことになるかと思います。
結論的には、水道水でも大丈夫だけど、カルキ抜きしたほうがベターというところでしょうか。
カルキ抜きの仕方
水道水に入っている消毒用のカルキ(塩素)ですが、これを抜く方法も人それぞれのようです。主には次の2つです。
・煮沸する(15分位)
・天日干し(1~2日)
その他にも大きめのペットボトルに水道水を入れ、ふたを開けて1~2日置いておく、というのも有効なようです。
結び
私自身は今後は、水道水をペットボトルに入れてふたを開けて1~2日おいてから使おうと思います。
繰り返しになりますが水道水を使っても飼育するうえでクワガタへのダメージは基本的にはなさそうです。
後は、飼育者の気持ち(クワガタ愛?)の問題なのでしょうか。
飼育の仕方に正解はないと思いますので、それぞれの方が自分の状況を踏まえて納得した上で、ひとつひとつのこと決めていかれるのがよいのかなと思いました。
私は自分のベスト飼育を目指しているのでベターと思われる方を選びたいと思います。
それでは!