オオクワガタのペアリング・産卵セットに最適な温度帯

今年は、国産オオクワガタ森田ゴールド)とホペイオオクワガタ森田ホペイ)を新たに入手してブリードをやっていきたいと思います。

 

まだ昨年期のホペイオオクワたちが全て羽化しておりませんが、オオクワガタのペアリングや産卵セットを組む時期がそろそろです。

 

昨年期の反省を踏まえて、今回はペアリング時期のポイントだと思われることをレポートしていきたいと思います。

 

 

ペアリングの時期と温度

 

ブリードを始めるなら、5‐6月位にペアリング・産卵セットを組むのがいいのだと思うのですが、何月かというよりも温度が大事なようです。

 

現在、我が家の自室の室温は20度‐22度程度です。

 

種親生体は、昨年羽化の即ブリペアたちですが、購入当初(3月)は越冬から覚めたばかりで、国産もホペイもまだ眠たそうでした。ゼリーも食べてはいませんでした。

 

4月に入って、ようやくメスの方からかな、ゼリーを食し始めました。

 

今はオスメスともにゼリーを食していますが、そこまでの食いつきではありません。

 

まだ本域ではないのでしょう。

 

ペアリングするには、しっかり起きて、ゼリーもよく食べるようになってからがいいようです。

 

そのためには温度が大事なのです。

 

オオクワガタの活動の適温が25度前後のようなので、5月までに少しヒーターを使って、加温しようと思います。

 

 

去年は、ペアリングも産卵セットも22‐23度の場所でやったのですが、もうちょっと温かくした方が、ペアリングも産卵もうまくいったのではないかと思い、今年は、24‐25度の温度帯で、ペアリングも産卵セットも組もうと思います。

 

この一週間ほどで、我が家の自室の室温が20度‐22度位で推移しているので、この度、ヤエマルで使っていた簡易温室を開放して、国産・ホペイオオクワガタの準備室として使うことにします。

 

ヒーターは、24度設定にして、1週間位はこの状態で、彼らの活動状況・ゼリーの食べ具合等をチェックして、もろもろ活動が活発になってきたところでペアリングしたいと思います。

 

同居ペアリングの期間

 

5月1日には遅くとも同居ペアリングを始めたいと思います。

 

昨年ホペイオオクワのペアリングについて書いた記事では、同居ペアリングは3日で十分、と書いてしまったのですが、その後、いろいろ周りの皆様や自分でも調べたりしてみてわかったのは、同居ペアリングは1週間はした方が良い、ということです。

 

ここは昨年の記事の訂正ですね。こちらの記事です↓

 

結び

 

 

今回は主に、ペアリング・産卵セットの温度帯について書きましたが、それというのも、昨年2ラインホペイオオクワのブリードをやりましたが、それぞれ1セットのみではありますが、メスを産卵セットに3週間投入して、どちらもとれた卵・幼虫が15頭だったのですね。

 

私としては、20程度は採れるといいなと思っていたので、ちょっとがっかりでした。

 

その原因に、22度前後の場所でペアリングや産卵セットを組んだことがあるのじゃないかと考えているのです。

 

あまり産み過ぎてもあれですが、2-3週間位の産卵セット投入で、15‐20頭位は卵産んでくれるように種親たちのコンディションを持っていきたいなあと思っています。

 

ただ、今回の種親、森田ゴールドも森田ホペイも累代がかなり進んでいるので、そんなに多くは産まないと思うのですが、どうでしょうか。

 

引き続き、簡易温室に移したオオクワたちを気を付けてみていきたいと思います。

 

それでは!