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- オウゴンオ二クワガタ - 飼育方法
WDモーレンカンプオウゴンオニ、レイシ材に穿孔してから10日が経ちましたので割り出しを決行することにしました。
卵で採ります。管理用のマットも準備して。
卵で割り出すことに
レイシ材に10日間潜りっぱのWDモーレンメスですが、これはきっと卵を産んでいるのだろうと思いました。
では割り出しはどうするか。
卵で今すぐ取り出すか、幼虫まで待って取り出すか、ずっと考えていました。
卵で採り出すと、産んでいるかどうかすぐにわかるし、どれだけ産んでいるかもわかる。
レイシ材の場合、卵を菌で巻いてダメにするリスクがしばしばあるようですので、そのリスクからも卵を救える。
ただ卵で採り出すと、卵管理のリスクがあり、孵化率が低下する可能性もある。
幼虫で採り出すと、これから後、1か月以上、放置で待たなければならない。それまで産んでいるかどうかさえ確認できない。
孵化率の低下は回避できるかもしれないが、孵化する前に卵自体が菌に巻かれてダメになってしまう可能性が出てくる。
うーん、一長一短だなあ~。
オウゴンオニも、レイシ材も初めてだから、いろいろメリット・デメリットがあると、なかなか判断が難しいのです。
迷った結果、卵で割り出すことにしました。
割り出しの実際
ケースのふたを開けるとレイシ材はこんな感じ。
レイシ材を取り出して上から見たところ、木口上部に穿孔した穴があります。
(木くずが詰まっています)
メスは元気でした。
潜ったところの樹皮をめくってみる。
木くずを少しずつ取り除きつつ、割り出しを進めました。
卵発見!
ここにも卵が!
卵は全部で8個採れました!
卵に興奮して、はじめのうち写真を撮るのを忘れてしまいました(;^ω^)
写真は4個目位からのものです。
割り出し結果
今回の割り出しでは、8個の卵を採ることに成功しました。
10日で8頭、なかなかいいペースで産んでくれたんじゃないかと思います。
いままで、デジカワラでも1個とかしか取れなかったので非常にうれしいです。
卵の管理
卵の管理ですが、今回はネットで超微粒子カワラマット(オウゴンオニ、レギウス、タランドゥスの卵管理専用 2L 605円)というのを購入しました。
産卵一番でもいいとレイシ材を購入したショップは言っていましたが、今回は初めてなのと、どうしても失敗したくなかったので、こちらを購入してしまいました。
カワラマットを適度に加水して、大きめのプリンカップに詰めて、8個の卵をカップの側面に見えるように入れておきました。
結び
植菌レイシ材ですんなり産んでくれて本当によかったです。
生体がきちんと成熟していてレイシ材を使えば、ちゃんと産んでくれるということがわかってほっとしました。
当初レイシ材を買ってはみたものの、これでも産まなかったらどうしようと不安しかなかったので。
WDモーレンメスには、当初デジカワラを3回試しました。
1回目は、卵採れたけど、全部ダメ卵でした。
先日2回目3回目のデジカワラを割り出してみました。
結果は、2回目はゼロ、3回目は1個卵採れました。
この卵も上のカワラマットを使ってプリンカップで保管しておいたところ、6月5日に孵化し、マットに食い込みました。
これで幼虫2頭、卵8頭となりました。
再度デジカワラに投入したCBモーレンメスも産んでくれているので、かなり希望が見えてきました。
レイシ材ですが、極太なので、今回の材割では3分の1しか割っていません。
残りの部分で再度穴をあけてWDメスを1日休ませた後再度投入してみようと思います。
もう一回潜ってくれたらうれしいですけど。
それでは!