オオクワガタ幼虫の割り出しから菌糸ビン投入時のツボ

7月19日にホペイオオクワガタ77mmペアの産卵セットから割り出しを行いました。

 

今回諸先輩方から教わりましたオオクワ幼虫割り出し後の菌糸ビン投入時の大切なポイントを読者の皆様にもお伝えし、シェアできたらと思います。

 

 

 

食痕木くずの力

 

前回の割り出しで、10頭の幼虫はその場で即菌糸ビンに投入し、残りの5頭はプリンカップにて一時保管となりました。

 

本日22日に菌糸ビン5本が届きましたので残り5頭の菌糸ビン投入を行いました。

 

今回は割り出しで幼虫を取るだけでなく、幼虫の食痕クズを集めてそれもプリンカップに大事に保管していきました。

 

この食痕クズが優れモノなのだそうです。

 

幼虫の食痕クズ(フン・木くず)の中にはクワガタの共生菌が豊富に含まれているので、幼虫だけでなく食痕クズも一緒に新しい環境(菌糸ビン)に入れてあげることにより、幼虫がより環境に適応しやすくなり、栄養吸収面的にも助けられるということです。

 

まさに食痕クズは、菌糸ビンに幼虫を入れるにあたっての持参金いや持参菌となるわけです。

 

食痕くずを一緒にいれてやることで、幼虫が居食い状態になる確率も上がるとのことです。

 

居食いとは、幼虫が菌糸ビンの中のひとところに留まって、菌床をあまり食べることなく大型化(※)する現象のことです。

 

(※)空中窒素固定という現象が媒介することで起きるようですが詳細は文系の私にはよくわかりまシェーン。

 

大型の成虫が羽化する可能性が大きくなるわけですね。

 

実際の作業

 

前回の割り出しで集めておいた食痕クズがまだプリンカップ1個残っていますのでこれを掘った穴にまず入れて①、その後幼虫②、更にその上に食痕クズ③という順番でいれていきます。

 

 

 

 

 

 

結び

 

これで15頭全部の菌糸ビン投入が完了しました。

 

 

やれるだけのことはやって後はゆっくり育っていくのを見守りたいと思います。

 

持参金!効果あるといいですが。

 

3か月後に菌糸ビン交換を予定しております。

 

引き続き自己のベスト飼育を目指してがんばります!

 

それでは!

 

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