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- ホペイオオクワガタ
2ライン目のホペイオオクワガタで、幼虫時体重が27gだった子が4月の終わりに羽化してきました。
だいぶ体も固まってきたので、お披露目です。
羽化個体データ
2020年7月孵化、2021年4月羽化なので10か月かえしです。
菌糸ビンで幼虫は飼育し、1本目800㏄、2本目1400㏄。
2021年1月30日に、3本目交換。その時の体重が27gで、ライン2の幼虫体重としては最大でした。
ここで、菌糸ビンからマットボトルに変更してしまったのですね。
今から思えば、まだ成長し体重増える時期だったので、3本目も菌糸ビンにすべきだったといまは思っています。
簡易温室で飼育していたライン2の子たちは、1月の時点で大体マットボトルにしてしまって、伸び悩んだ感があります。
羽化個体のサイズですが、75㎜でした。
もうちょっとサイズあってもいいかなと思ったのですが、やはりマットに切り替えたのが早かったせいでしょうか。
父親譲りの、全体的に太い個体です。大あごもかなり太いです。
大あごが、左右微妙に非対称ですが、まあ許せる範囲ではないかと。
お父ちゃんが、77㎜の立派な個体でしたので、親越えできなかったのは残念ですが、カッコいい個体ではあると思います。
ライン1の個体と比較してみた
ライン1にも75㎜のがいますので、比較してみたいと思います。
ライン1 75mm
ライン2 75mm(今回の羽化個体)
ライン1は、すらっとしたスタイルですが、本個体は、丸みを帯びた太さが特徴的です。
実物を見ていると、私はライン2のほうにより魅力を感じてしまいます。
ライン2の羽化状況
ライン2全体の羽化状況ですが、全15頭の内、9頭が羽化しています。
今回の個体の羽化で、温室組は全て出そろいました。
♂は全て3本目はマット。メスは菌糸ビン800㏄2本かえしです。
温室組(羽化日、サイズ(最終体重))
♂
03.16 72mm(22.5g)菌糸ビン→マット
03.14 73mm(23g → 蛹18g)菌糸ビン→マット
03.20 66mm(18g)菌糸ビン→マット
03.25 69mm(22g)菌糸ビン→マット
03.27 73mm(24.5g)菌糸ビン→マット
04.28 75mm(27g)菌糸ビン→マット
♀
04.20 47mm(12g)
04.25 44mm(11g)
04.21 46mm(12g)
温室飼育した効果があまり表れていない結果に('◇')ゞ
自室で常温飼育でもサイズ的にはこれくらいのサイズは出せたような気がする。
残りの6頭は全て常温(自室内)飼育になります。
常温組(全て菌糸ビン交換)
♂
21g→21g3本目
20g→20g3本目
19g→20.5g3本目
19g→24g3本目
♀
10.5g→9g3本目
10.5g→10.5g3本目
常温飼育組は、1月の菌糸ビン交換で、マットボトルにはせず、引き続き菌糸ビンに交換しております。
常温組は、ビン交換の時、比較的小さめの幼虫に割り振ったのですが、今までの結果をつなげてみるに、1月に菌糸ビン交換して更に成長を遂げているのではないかと思います。
温室飼育組に引けを取らないというか(温室組はむしろ失敗に近い('◇')ゞ)、うまくいくといいサイズの個体が複数頭羽化してくれるのではないかとひそかに期待しております。
結び
ライン1,ライン2の子どもたちを比較してみると、改めて種親の特徴もわかるなあとおもいました。
私の趣味は、どちらかというとライン2かなあ。
ライン2は、常温組が6頭全部残っているので、その結果をみて、オオクワガタは私の環境ではどういう飼育・管理方法がよいのか、改めて検討したいと思います。
本土ヒラタも常温組がかなり健闘しているので、ライン2の常温組の羽化を期待しつつ待ちたいと思います。
それでは!