菌糸ビン交換時のオオクワガタ幼虫の暴れ<予防法>

オオクワガタ幼虫菌糸ビン飼育においては、しばしばアバレ(暴れ)という現象が起きます。

 

この最大のデメリットは体重低下です。

 

ではそもそもアバレ自体を起こさせない予防法はあるのでしょうか?!

 

 

 

菌糸は生きている

 

SNSのコミュニティのメンバーにアバレの予防法についてご教示いただきましたので今回はそれはシェアしたいと思います。

 

菌糸は生きているので(それもよく分かっていませんでした(-_-;))、ビンの中で菌糸は呼吸する(酸素を消費する)そうです。

 

当然菌糸ビンの中で二酸化炭素も排出されます。

 

菌糸ビンの中に二酸化炭素がたまることで酸欠が起きてしまいます。

 

アバレ予防法

 

幼虫を投入する前に、菌糸ビンに菜箸などでずぶと底まで差して空気穴を4か所以上あけ、蓋をしたら、逆さにして、一日以上置いておきます。

 

 

 

 

二酸化炭素は酸素より重いので、逆さにすると重力で菌糸ビンの蓋の通気穴と通って下に抜けていってくれます。

 

これで酸欠が解消できるので、菌糸ビンに幼虫を投入してもアバレが起きることはありません。

 

※フジコンの菌糸ビン、ドルクスハイパーは始めから中央に穴が開いていますので、その場合は、穴をあける必要はなく、やることは逆さにすることだけです。

 

結び

 

今後はアバレの予防処置をしてから菌糸ビンに幼虫を投入することにしようと思います。

 

せっかく菌糸ビンで飼育して大きく育てようとしているのに、体重低下させてしまうのはダメージですからね。

 

参考になれば幸いです。

 

それでは!

 

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