ホペイオオクワガタ72mmペアの幼虫2本目菌糸ビン交換をしました。

 

雌雄判別と体重を見ていきます。

 

しかし、思いがけない結果も…

 

 

 

種親

 

種親は、福建省産ホペイオオクワガタ ♂72mm、♀45mmです。

 

6月25日にほとんどが初令幼虫の彼らを800cc菌糸ビンに投入。

 

それから3か月がたったので9月26日に2本目の菌糸ビン交換を行いました。

 

幼虫は全部で15頭、事前に菌糸ビンを外から観察した限りの推測でオスは8頭、メスは7頭(たぬきの皮算用ですが(-_-;))と見て、菌糸ビンは、1400ccを8本、800㏄を7本用意しました。

 

オスなら1400㏄に、メスなら800㏄に入れるプランです。

 

道具

 

マイナスドライバー

 

 

菌糸ビン交換の道具は、私は今のところ、割り出しの時にも使うマイナスドライバーを使用しています。

 

握りがしっかりしているので、今までは掘り出すのに特に問題は感じていませんでした。

 

今回はちょっと菌糸ビンの量が多かった(併せて、ヒラタクワガタの菌糸ビン交換もしたので、全部で、22本菌糸ビンを掘り返しました)のでマイナスドライバーでは結構大変だということに気づくことに。

 

いわゆるブリーダーの方が使われている掘り出し用の長スプーンを買ったほうがいいのかあと思っているところです。

 

アーミーナイフ

 

 

これも私は割り出しでも使うのですが、菌糸ビン交換でも使います。

 

新しい菌糸ビンの中央をえぐり取って幼虫を投入する穴を掘るのに使うのです。

 

幸い今回使用しているフジコンの菌糸ビンは中央に既に穴が開いてある形の菌糸ビンなので、菌糸を削って穴を少し広げてあげるだけでいいので楽です。

 

 

結果:雌雄判別と体重

 

結果としては以下のようになりました。

 

♂幼虫 6頭、♀幼虫 6頭、☆ 3頭

 

☆になっていたものが3頭もいました…( ;∀;)

 

ほとんど初令幼虫だったので、菌糸にまかれてしまったのでしょうか。残念です。

 

雌雄判別ですが、初令から3か月菌糸ビンに入れており既に3令幼虫になっているはずですので基本は、大きさと体重を見れば、雌雄判別はできます。

 

前回の記事のコメントで、15g以上ならオスとして1400ccに入れていると伺ってなるほどと思いました。

 

多分♂♀の判別が難しい場合に、いわゆるお腹を見て雌班(めすはん)と呼ばれる卵巣のしるしがあるか確認するのが必要になってくるのでしょう。

 

私自身はこの雌班の確認は不慣れでして、今回も挑戦してみましたが、雌班によるオスとメスの違いはなんとなくしか判りませんでした(-_-;)

 

詳しく知りたい方は西日本こんちゅう社のこちらの記事をどうぞ

 

結果的にですが、今回掘り出してみて、雌雄判別に迷う幼虫はいませんでした。

 

以下、雌雄判別と体重計測の結果です。

 

オス(体重大きい順)
28.5,26.5,25,24.5,22.5,20(g)

 

 

 

 

メス
14,12.5,11.5,10.5,10.5,10.5(g)

 

オスは6頭全部1400㏄菌糸ビンに、メスは6頭全部800㏄菌糸ビンに投入しました。

 

オオクワガタの幼虫体重からの成虫予想体長

 

以下はむし社のが出している幼虫体重からの予想体長表です。

 

幼虫  8g    ♂52mm  ♀38mm

幼虫  10g  ♂55mm  ♀41mm

幼虫  15g  ♂62mm  ♀48mm ?

幼虫  20g  ♂70mm

幼虫  25g  ♂75mm

幼虫  30g  ♂80mm ?

(BE-KUWA NO.71 p103より)

 

結び

 

☆が3頭もいたのは残念でしたが、結果12頭でオスメス半々でバランスはよいかなと思います。

 

むし社の出している羽化個体の体長予想では、20g以上で70mmオーバー、25g以上で75mmオーバーとあります。

 

こちらはホペイオオクワガタですし、種親は72mm*45mmの一般的な大型個体ですので、目標はオスは76mmオーバー、メスは48mmオーバーを目標にしたいなあと思います。

 

まだ9月末ですので、これからしっかり温度管理して冬眠させずに食べられるようして、まだまだ太ってもらいたいと思います。

 

メスはこのまま2本目で羽化してくれると助かります。

 

オスは、年末にもう一回菌糸ビン交換1400ccやります。

 

次回の菌糸ビン交換で、オスたちがどこまで成長しているか楽しみです。

 

なにしろ温度管理して幼虫飼育するのははじめてなので。

 

それでは!

 

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