ヒラタクワガタ産卵セット投入から割り出しまでのプロセス

5月30日に産卵セットに投入した本土ヒラタクワガタ♂68mmペアのメスですが、当初産卵セットに一か月入れて、取り出す予定でした。

 

結論的には2週間後にメスの取り出し、1か月後の6月28日に割り出しを行うこととなりました。

 

大幅に期間縮小しましたが、そのプロセスを見ていきます。

 

 

 

6月1日(メス産卵セット投入2日後)

 

ゼリーはほとんど手つかずで、もぐっている模様。

 

 

埋め込んだ朽木はかなりかじっているのがうかがえました。

 

 

えさを食べないのは産卵モードになっているしるしとも言われているので産卵しているのかなという期待が高まります。

 

メスの姿は見えません。

 

6月5日(メス産卵セット投入6日後)

 

メスがケースとふたの間に挟んだコバエ防止用の新聞紙を食い破ってケースのふたにくっついていました。

 

 

メスはケースに戻すと大急ぎで、自分で掘った朽木とマットの間の穴の中にもぐっていきました。

 

ケース内を見ると今度はゼリーも食べているようです。

 

朽木は、かなりぼこぼこにかじられて(もともと柔らかい材です)います。

 

 

ん?果たしてメスは産卵しているのかな?と疑念が起こりました。

 

引き続き様子を見ることに。

 

6月10日(メス産卵セット投入10日後)

 

メスは新聞紙をさらにぶち破ってふたに付いていました。

 

メスを逃さないようにして、再びケースに戻します。

 

ケース内を見ると、更にゼリーも食べられ、そして朽木は半壊状態となっておりました。

 

 

ケース内の確認は以上にして、メスが逃げないようにきちんとふたを閉め、今度は、ケースの側面及び底面をケースの外から注意深く見てみることにしました。

 

ヒラタクワガタは産卵セットの底に堅く詰めた4~5cmの層に食い入ってしかもその側面底面に沿って卵を産みつけるのです。

 

すると、、、

 

 

 

側面に1個の卵、反対側の側面には2個の卵が産み付けられているのを確認できました。

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

おー、産んでるじゃん!

 

10日目にして産卵していることを確認。

 

6月14日(メス産卵セット投入2週間後)

 

メスはケースのふたには引っ付いてはいませんでしたが、やはり地上には出ており、ゼリーを食していたようです。ふたを開けるとさっさともぐっていきました。

 

うーん、これだけ頻繁に地上に出てくるということは、産卵自体は一息ついたのだろうかとも思えてきました。

 

朽木は半壊状態で、ぼろぼろです。

 

ふたを閉め、ワクワクしながらケース側面・底面の見回りをしてみます。

 

すると、、、

 

各4側面及び底面で合わせて8個の卵を確認。

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

産卵セット投入2週間後にしてこれだけの数を確認できたということは、全体としてはおそらく10~15頭位は産んでいるのではないかと推測はできます。

 

今回限られた飼育スペース・経済の中でのクワガタ飼育ながらも、ホペイオオクワガタ2ペアの産卵セットを既に組んでいる状態です。

 

多くの子どもたちをもうけたらキャパオーバーになってしまう危惧があり。

 

それを考えると、

 

もうメスちゃん、産卵セットから出したほうがいいのではないかしら?という思いがよぎりまして。

 

所属しているFacebookグループの皆様にもご助言頂戴しまして。

 

産卵セット投入後2週間を持ちまして、メスを取り出すことにいたしました!

 

6月17日(メス産卵セット投入17日後メス取り出し3日後)

 

今度は産卵セットのケースの側面だけを見回します。

 

 

幼虫3頭の孵化をケースの側面・底面より確認。

 

キタ――(゚∀゚)――!!

 

6月24日(メス産卵セット投入25日後メス取り出し10日後)

 

幼虫10頭をケースの側面・底面より確認。

 

 

 

 

6月27日現在、11頭の幼虫を確認し、初期のころの幼虫も大きくなりつつあります。

 

そこで28日産卵セットへのメスの投入から一か月にして割り出しを行うことと決定いたしました!

 

結び

 

当初の予定とだいぶ違って、急ピッチで割り出しまで到達することになりました。

 

まずは産卵してくれて、おそらく10数頭(15頭位)が育っていることに嬉しくもありほっとしております。

 

明日の割り出しが楽しみです。できれば15頭以内で収まると助かるのですが、、、

 

それでは!